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面従腹背~人の感情は意外とバレない~

転職したのに、転職活動を開始して入社から早5か月。
自分でも思うけれど、上手く仕事してるなーと思う今日この頃。
周りからは信頼され、期待度の高さもあるし、自分が辞めたいと思っているとは誰も思っていないのだから、困ったものである。
無論、居る内はしっかり仕事をしているし、するつもりでもある。
だが、余りにも今まで居た会社よりも環境もスタッフも劣っている。
このまま黙っていたら、自分のモチベもキャリアも下がる一方だ。
あぁ、また社長が延々、くどくど、役職者に文句垂れてる。
さすがに、こんな毎日ではこっちの気も参ってくるというものだ。

名のある企業や面白そうな企業を見つけては日々、エントリーをし続けていて、書類選考中の企業が約10社ほど。案外探してみると、ここはいいかもという企業が見つかる。それもまた、タイミングなので、今が順風満帆なら転職も考えなかったのだから良いことだと考える。そもそも、順風満帆なら探そうとも思わないけれど。

とりわけ、いろんな職種、ベンチャー、上場企業、中小企業と渡り歩いてきた中で、30代も半ばになり、今はとにかくがんばらなくていい(定時で帰れる)会社・組織を選んでいる。上を見て、出世してとかどうでもいい。一企業・組織という狭い世界で上になっても意味がないと考えているからだ。それよりかは、早く家に帰る。副業や創作活動に精を出し、自分だけの価値を生み出したいのだ。時間を企業や組織のためだけに使うより、やはり自分の輝かしさに注ぎたい。企業や組織は、自分のために将来設計まで施してくれるとは契約書のどこにも書いていないのだから。

以前いた会社で、朝礼時にみんなで読む本(会社が作った教典)みたいなものがあり、その中に「本音で語ろう」的なものがあった。本当に本音で語ったら、たぶん、何もかも崩壊するんだろうけど、結局、絶対的な指摘をしても、そういう人が会社を去らなければならなくなるのは日本の会社の弱いところだと思う。だから、発展のしようがない。グローバル人材で溢れかえる日本が早く来ればいいのに。それか、海外に自分が出ていくしかないようだ。まったく、賃金も上がらない安い日本はめんどうなことばかりだ。無料でアニメが見られ、ジャンプも立ち読みでき、それなりの食べ物には困らない日本だけれど、ここまで労働環境が悪いと、生きていく気も失せてきた。22歳で社会に出てきてから、そんなことばかり。日本は夜ですよ、ほんと。

こういう悩みを誰かに打ち明けたところで、誰が解決してくれるんだろうと思います。いのちの電話とかいろいろありますが、そこに電話して本当に何か解決するんですかね?

電話したら、逆に論破してしまいそうで怖いです。
神田沙也加さんの訃報には朝から驚きましたが、その記事の多くに、いのちの電話への連絡先が付きまくっていることにかなりの違和感ばかり。
神田さんは自殺とでも言わんばかりの付け方です。

まったく、どういう配慮なんでしょうか。

日本という国の生きづらさ、本当にめんどうくさいし、光が見えにくい。光が見える、前を向いて闘えるのは、炭治郎くらいです。楽しみですね、今晩の放送。

現企業ではかなり重要なプロジェクトを任されているのですが、道半ばの退任となることは自分の中で見えています。人情でやり遂げなければと過去、似たような気持ちで残った企業もありましたが、結局、辞めているので、そこも担保できない会社など、今後、残る必要はないのです、自分も会社自身も。がんばってください、残った人間で。給与も就業時間も見合わない。

というわけで、暇すぎる勤務時間が終わるまで、小一時間。瞑想しよう。

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