見出し画像

一級建築士×FPが教える【仕事がはかどる書斎の作り方】

ワタクシゴトで恐縮ですが、
複数の肩書き、いくつかの仕事をやってます。
建築士、FP、不動産業…

…で、仕事がゴチャゴチャにならないのか
…というと そうでもありません。

決して、仕事がキレッキレにできるわけでもなく、
頭の中が整理整頓されているわけでもありません。

単純に「場所が変わっている」からです。

設計図を描く仕事であれば「パソコンの前」
FP面談であれば「打ち合わせスペース」
不動産であれば「管理会社の事務所」

場所が変われば頭も切り変わって、
ちゃんと やるべき仕事がやれたりします。

…で、これからの家の設計…
「場所を変える」って大事だと思っています。

2024年5月現在…
コロナがおさまっても在宅勤務はなくならないし、
自宅での副業も 当たり前になりました。

そんなわけで この数年
クライアントから書斎やワークルームの要望が かなり増えた感があります。

でも!
意外とやってしまうのが
「部屋を作るだけ」
ワークルームや書斎の内装を リビングや寝室と
同じ床材で
同じ壁紙で
同じ照明で
作ってしまいます。

これでは脳は「場所が変わった」
…と認識できず、リセットもされません。

そう、リビングでの「くつろぎモード」から
「仕事モード」にならないのです。

学生が 図書館で勉強して集中できるのも、
サラリーマンが スタバで仕事が捗(はかど)るのも、
場所が変わって脳が やる気がオンになるからです。

リビングと同じ内装にしてしまえば、
脳は「くつろぎモード」のまま…
結果、書斎でダラダラと過ごしてしまいます。

ちゃんと、脳に
「場所が変わりましたよ」
…というメッセージが伝わるような
床の素材
壁の色
照明やBGM設備…
そんな内装にする必要があります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?