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【リモートワーク】鈴原るる引退から思う現代社会の罠【スマホ・PC】

にじさんじどころかYouTuber・配信者としても一流の人気を誇った鈴原るる氏が今月をもって引退・卒業を表明した。少し前には桐生ココ氏の卒業表明、御伽原江良氏の引退・卒業なんかは記憶に新しいところ。

1.にじさんじライバーって契約社員?

鈴原氏は、緑内障を患ったり 殺害予告を出されたり 配信中に意識を失ったり 昨年度末にいちから(現えにから)が守秘義務に関して明確なスタンスを明らかにしたりといろいろと兆候はあった。

実際のところは知らないし、個々人で厳密には違うと思うが、どうもにじさんじライバー(特に統合後デビューした人)というのは一般で言う所の契約社員に近い位置であるようだ。※ホロライブは一般で言う所のフリーランスを雇う形が近いらしい。

週にどれくらい活動するか 得た利益に対する取り分はどうするか その他仕事量とかはどうするか
というのが契約時点で決まっている。また、福利厚生に関しては一般的には薄いとされる。また、ボーナスなどは基本的に無い。
そして守秘義務の観点からにじさんじライバーを職歴にすることは難しく、空白期間となってしまうだろう(転職などにおいては明らかにしていいよとかは契約にあるかもしれんが)。

ライバーの業務というのは配信だけやってればいいというものではなく、ボイス収録・案件・同業や先輩後輩の裏方・場合によっては学業や副業や本業などもこなさないといけないらしい。
そして、リスナーへのいいねも半ば業務として行う(必須ではないが、したほうが色々良いとか)。

何人かのライバーが1日のスケジュールを公開しているが、完全な自由時間というのが食事・入浴・睡眠くらいで、下手すると食事・入浴も自由かどうか疑わしい部分がある。というか食事って生きる上で必須だし。

2.それ本当に休んでる?

YouTuber Vtuber ライバー ストリーマーなどはその性質上パソコンやゲームを仕事で行う。そして趣味もパソコンやゲームということが多い。SlackやLINE、Discordを使うためパソコン以外にスマホも使う。そしてソシャゲやアプリをやるためにスマホで遊ぶ。

やっている内容こそ仕事と趣味で別なのだが、人間の脳というのは結構愚かで、実は休めていないことが多いらしい。

家で仕事をしている人なんてのは常時気を張っているようなもので環境面では最悪とのこと。

人はなぜ旅行したりレジャーしにいくのか。それは非日常を体験することでリフレッシュするから(特に脳)。それを知ってなるほどと思った。

ライバーが自宅で色々完結しているのが危ういというのはこれまで語ってきた通りだが、一般人も仕事でPC・スマホを使う場合、趣味でPC・スマホを使うと休息効率は悪い。場合によってはダメージが蓄積することになる。

1日デバイスフリーという日を作るのがいいらしいが、現代、というか今の御時世的になかなか難しい。おのれ○○


面接時に「遊ぶ金欲しさに」と言いたい人生だった。