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姑が亡くなり、お墓を管理するようになった私たち夫婦。


旦那が30歳、私が27歳の時でした。

葬式は、旦那が喪主。
とはいえ、若かったので施主に親戚の伯父がなってくれて。
旦那は、伯父から葬式の出し方を、
私は、おばから親戚とお寺さんとの付き合い方を教わりました。
古き良き、日本的な継承ですね。

お墓も、姑と自分たちが入るものとして新しく作りました。
姑の好きだった言葉「ウェーブ(波)」をイメージして
私がデザイン画を描いて業者さんに相談したものです。

ロウソクや線香立ては持参するタイプ。汚れるので。




それから、檀家となり。


お寺さんは、伝統だけに縛られず、
若い私たちを大切にしてくださいました。

毎月のお参りには、子供たちにおやつを持ってきてくれて。
一緒に成長を見守ってくれました。
法要を出すことや親戚付き合いで戸惑うこともありましたが、
すっかり慣れていきました。

それから、20年ほど。
不十分なところもあったと思いますが、
23回忌まで法要もすませたことを区切りに、墓じまいを考えました。

寺の納骨堂なら管理もしていただけるし、現実的かなと。

嫁業の最高峰かな。飾りが豪華な写真が残ってなくて悔しい。
いつかのインスタで使った写真




息子と娘には、義務ではなく自由な意志で先祖を敬って欲しい。


墓や仏壇を持つことは、これからの時代は厳しいと考えてのことです。

その頃には、住職も息子さんに継承されていましたが、
電話すると長年お世話になった前住職が出られて。
私たちの気持ちを話すと、
ビックリするような対応をしてくれました。

「墓じまいと一緒に、仏壇も片づけたら?」

ほんと、ビックリしました。
前住職が言うには、納骨堂は毎日経をあげるので、
家で仏壇に手を合わせるのと同じなんだよと。
来たくなったら、いつでも納骨堂に来ればいい。

私たちは、仏壇のサイズを小さくしようと考えていましたが、
手放すつもりはなかったんです。
お盆に住職がお経をあげに来てくださるのが
終わってしまうのは、寂しいくらいでした。




墓じまいの様子

業者さんが来て、大仕事です

片付けというより、工事のよう
分解されていくのは寂しい気持ちも




仏壇じまいの様子

住職自ら登場!お二人で引き取ってくださいました

めっちゃフランクで素敵なnew住職
かなり重たそう
中身を丁寧に外していく
仏壇のグッズは意外と多い





円満にすべてが進んだのは、本当に感謝です。


そのお墓には姑しかいなかったので、
旦那の弟と話し合って半分ずつ経費を出し合って終わり。

そして、墓じまいの2年後に、引っ越す決意をした私たち。
良い決断をしたなと思っています。

マンションに移り住んでからは、
お盆といえども、こんなボリューム。
家族で手を合わせることには変わりありません。

お供えはこれからね




最近、終活フェスで話をしている私ですが、

こんな経験から講師をしようと思ったのでした。
このエピソードは、まだ話してなかったですね。

自分たちが動けるうちに、
老人になる前に先のことを考えて動いた方がいいです。

私たち夫婦の墓じまいエピソードでした。



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