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不妊治療と医療機関の関係

前稿では、妊娠について、当事者の影響を記載したところだが、不妊治療において、当事者ではない医療機関の事情というのは非常に重要だと思うのでこの点について、少し記載したい。 医療機関の事情についてお話する前に、結果論として、私自身の経験を記載しておく。 ・夏頃、婚活相手と結婚の意思をお互いに確認 ・秋頃、不妊治療に向けて(過去に卵子凍結をしていた)不妊治療機関で検査開始 ・11月、入籍に伴い、不妊治療開始(保険適用となるものについて) ・翌1月、卵子・精子採取⇒体外(顕微)授精

    • 不妊治療いろいろ

      さらに間を空けてしまった。現在本稿を書いているのは、予定帝王切開の前日@入院の病床である。 前稿で不妊治療について書くと書いて、次の稿が出産直前というのも怒涛のように思われるかもしれないが、実際怒涛の数か月間であった。 まず、お伝えしておくと、不妊治療は個別事情に多分に左右される。これを大前提として、読まれる方は、こういう体験をした人もいるのだな、くらいの気持ちで読んでほしい。 上記の個別事情というのは、 ・母体側の事情(身体的・感情的) ・父親側の事情(身体的・感情的

      • 婚活のその後

        大変ご無沙汰してしまっている。婚活自体は終わったのだから当然かもしれない。 婚活の終わりは、婚活を自分で終了する(一時停止又は終了)場合と、結婚(事実婚・法律婚を問わない)をする場合の2パターンだろう。私の場合は後者であり、婚活開始から約8か月弱で入籍と相成った。 婚活の良いところは、その後友人に話していても同意を得るのだが、両当事者ともに「結婚」することにゴールを設定していることである。恋愛関係であれば、ともすればそのゴールの共通認識がない場合も多く、この共通認識を得る

        • 婚活での交際ってどこまで…?

          大晦日でやるべきことも一通り済んだため、本日の投稿は大盤振る舞い(たった2記事目なのに)である。 結婚相談所に登録して行う婚活と、普通の出会い(マッチングアプリ含む)で行う婚活とでは、システム・ルールの在りなしが違う。 そして、普通の出会いで付き合っていると通常有りなのがsex。一方結婚相談所による婚活だと、ルール上sexはなし(厳密にはお泊りなし)。ルールを破ると退会となる。 実はこの点、個人的には少々懐疑的であった。結婚生活にsexなしというのは個人の指向としてあり

        不妊治療と医療機関の関係

          プレ交際の後…?

          前回はプレ交際について書いた(遅筆過ぎて申し訳ないレベル)。といっても、あまりプレ交際時の中身については書かなかったような気もするので、プレ交際から真剣交際(仮)に至るまでについて、ちょっと書いてみようと思う。 私自身は、4月に結婚相談所に登録して、4月ー5月あたりは猛烈に見合いを入れ、結果、5月の段階で4人とプレ交際に進んでいた。 プレ交際のスタートは相手との連絡先(電話番号)の交換である。具体的には、見合いで双方プレ交際の意思ありとなると、基本的には見合いの翌日に相手

          プレ交際の後…?

          婚活~プレ交際とは何ぞ

          前回に続いて、まだ婚活話である。 今回は、お見合い後のプレ交際である。 お見合いは基本的に一人と1回1時間のみである。1時間初対面であった人と、もう少し話してみてもよいか、時間を作って会ってみてもよいか、と思った人については、プレ交際希望を出す。そして、相手も同様にプレ交際希望を出してくれれば、めでたくマッチングである。 プレ交際期間は、同時並行が可能である。つまり、複数の人とデートしてみて、真剣交際(お互い同時並行不可)を希望する人を絞り込む作業である。婚活におけるゴー

          婚活~プレ交際とは何ぞ

          婚活ことはじめ

          遅筆のため既にどんな内容を投稿していたか忘れていたため、改めて読み返し、前回婚活に入るまで、について記載していたことを確認。 あまり起承転結のある話ではないので結論から先に記載すると、無事?結婚したところである。 時系列でいうと、4月から婚活(IBJの婚活サイト掲載開始)、5月頃(よく覚えていない)にオットとなった人と見合いし、7月末で婚活終了(解約)、11月末入籍となった。 結果からすると8か月で結婚という目的を達成できたので万々歳である。今から振り返ると、これは一重

          婚活ことはじめ

          30代後半女の婚活

          最近ニュースでは「結婚しない」若者が増えているという報道を聞くが、一方で、結婚の報道もあるし、まわりでも婚活、マッチングアプリなどでの活動の話はよく耳にする。世の中は結局「結婚」に注目しているように思えるのは自分が「結婚」したいからなのだろうか。 さておき、一度も結婚をしたことがない者が結婚を語っても仕方ないし、やってみなければ何事もわからないということで、とりあえずできるものなら「結婚」とやらをしてみたい、という希望もあってしかるべきである。 世の中はどうかわからないが

          30代後半女の婚活

          卵子冷凍保存

          30代になった女子が人生を考えるうえで一つの大きなオプションになるものに「自分の子を持ちたいか」ということがある。 実はこの点は、パートナーがいるか、結婚したいか、といった恋愛的なこととはあまり関係がない。むしろ、(一昔前では男性によく言われたような)生存本能的なものに近いのかもしれない。例えばパートナーがいなくても、また、パートナーが同性であっても、自分の(遺伝子の)子を持つことは(ハードルの高低や考え方にもよるが)可能である。 可能としても、女性の場合、身体的な制約は

          卵子冷凍保存