婚活のその後

大変ご無沙汰してしまっている。婚活自体は終わったのだから当然かもしれない。

婚活の終わりは、婚活を自分で終了する(一時停止又は終了)場合と、結婚(事実婚・法律婚を問わない)をする場合の2パターンだろう。私の場合は後者であり、婚活開始から約8か月弱で入籍と相成った。

婚活の良いところは、その後友人に話していても同意を得るのだが、両当事者ともに「結婚」することにゴールを設定していることである。恋愛関係であれば、ともすればそのゴールの共通認識がない場合も多く、この共通認識を得るのに時間がかかる場合も多い(挙句の果てにその結果共有できずに別れることも有り得る)。婚活であれば、どんな結婚をしたいかはさておき、結婚をしたいという目的意識に違いはないので、結婚についての話は早い。

とはいっても、結構いい大人の2人であれば、婚約していればなんとなく満足してしまい、実際のところ入籍しなければならない事情もあまりないので、入籍のタイミングは自発的に決めないとやってこないと思う。

誕生日、付き合い始めた日、いろいろとあるが、私の場合の直接的なきっかけは、不妊治療の開始、である。

2022年4月から日本では不妊治療に健康保険が適用されるようになった。適用条件には、法律婚の関係にあること、または、事実婚の関係にあり、住民票が同一世帯にあること、である(2023年当時)。

私はオットと住民登録が別にする必要があり、一方で法律婚に抵抗はなかったので、不妊治療を保険適用で行う場合、法律婚関係にあることが要件クリアのカギであった。

オット(50代)と私(アラフォー30代)だと、年齢的にも子が欲しいのであれば急ぐに越したことはない。ということで、とりあえず不妊治療にチャレンジしてみる、ということに両性の合意をみたため、法律婚に乗り出し、不妊治療に進むことになったのである。

次稿からは、個人的に結構興味深い経験になった不妊治療について、少し書いてみることにする。

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