プレ交際の後…?
前回はプレ交際について書いた(遅筆過ぎて申し訳ないレベル)。といっても、あまりプレ交際時の中身については書かなかったような気もするので、プレ交際から真剣交際(仮)に至るまでについて、ちょっと書いてみようと思う。
私自身は、4月に結婚相談所に登録して、4月ー5月あたりは猛烈に見合いを入れ、結果、5月の段階で4人とプレ交際に進んでいた。
プレ交際のスタートは相手との連絡先(電話番号)の交換である。具体的には、見合いで双方プレ交際の意思ありとなると、基本的には見合いの翌日に相手の連絡先番号が伝えられ、男性から女性に電話をかけ、初回のデートの日程調整をすることになる。電話も当然ありだが、ショートメッセージからLINEのコンタクトを送って、LINEで連絡をとることもある。
初回デートはランチなど日中に軽いデートをすることが多い。都合によっては、夜ごはんデートなどもありうるが、そのあたりは当人の予定と気分次第である。
もはや数か月前のことなのであまりプレ交際に進んだ人の順序は覚えていないが、便宜上、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんとしよう。
Aさんについては、連絡先の交換後、デート日程の調整など、比較的LINEでのメッセージだけでなく、LINE通話などで会話もした。その後、1回デートしたのだが、残念なことにAさんが仕事の都合でデートご飯の予約時間(2時間制の店だった)残すところ30分という遅刻状態になってしまった。仕事なので特にこちらは気分を害するようなことも特にないが、その後のデートの予定を調整していたものの、なんとなく気まずくなったのか、Aさんに他によい交際相手ができたのか、Aさんよりプレ交際終了のご通知を受領してしまって終了となった。プレ交際期間、おそらく1か月程度。
Bさんについては、1回目のデートでかなり盛り上がって楽しく過ごし、その後も週末ごとにLINE通話するなどしていたのだが、私の実家近くにお住まいの方で、私が実家に帰る際に会える程度、という遠距離感、また、私の行動力がありすぎる点(?)に若干ついていけないと思われたのか、こちらもプレ交際終了のご通知を受領して終了となった。プレ交際期間、おそらく2か月程度。
Cさんについては、何度か夜ご飯デートをしたり、水族館という大変ベタなデートに行ったり、映画を見に行ったりと、なかなか良い進捗具合であった。ご家族のことを互いに話したりとかなり色々と話をできてとても人柄も良い(Aさん、Bさんもだが)方だった。
Dさんについては、こちらもCさん同様に、ランチ、夜ご飯、映画などデートしたのだが、趣味がお酒ということで、角打ちに一緒に行ったり、近場のワイナリーに車で遠出したりとするうちに、なかなかに趣味・好みが似ているということが分かってきた。Dさんについては、あまり通話することはなかったが、LINEでメッセージをやり取りする程度でお互いちょうどよかったので、あまり通話とか時間を決めたりするのも面倒な私にはとっても楽だった。そのせいか、そもそも面倒臭がり屋の私が、そこそこの頻度でLINEでやり取りをし、ほぼ毎週なにがしかのデートをしているという状況が自然にできていた。
ということで、結果としては、もはやお分かりのとおり、Dさんと真剣交際に進むことになり、Cさんについては、システム上その段階で終了(エージェント経由)となった。
大体5月から初めて7月末で真剣交際と合わせて退会となったので、比較的スピーディな婚活である。その要因はいくつかあると思う。
まず、エージェントが逐一進捗を確認にくる。プレ交際が始まった後も、デートごとに結果報告を要求されるのである。そして、プレ交際が始まって2-3か月頃になると、相手方のエージェントともやり取りをして、真剣交際に進むのかという点を互いに確認してくる。相手の意向を確認して、当方にもフィードバックしてくると、当方の意向はどうなのか、と聞かれるので、嫌でもどうするつもりなのか、考えねばならない。これは、だらだらとプレ交際期間を続けないという意味で、非常にウザいが、とても良いシステムだと思う。
次に、真剣交際に進むということは、単に他のプレ交際相手を終了して1-1になるというだけであるので、すなわち成婚退会を意味するものではない。通常は、真剣交際の期間中に、結婚してもよいのか、最終的な判断をする期間であり、場合によっては、相手の家族にあったりもするかもしれない(会わなかったが)。そして、真剣交際の終了地点は、プロポーズか、交際終了(お断り)か、どちらかとなる。通常は、プロポーズして(そしてそれをエージェントもサポートして)、相手がそれを受けて、成婚・退会となる。
だが、私の場合は、そもそも真剣交際に進むと決めた段階で、相手ともかなり自分の性格をさらけ出して話せていたこともあり、結婚してもよい(この人ならきちんと自分の言いたいことを伝えて話ができる)相手だと思っていたこと、相手とも結婚を前提にした話をしていたこと、加えて大きかったのが、エージェント等に支払う婚活費用が勿体なくなったということで、明確なプロポーズを受けていない段階で、相手と相談して成婚・退会とした。
エージェントに払う婚活費用(私のエージェントは月額制だった)は、そこそこに金額が大きかった。もちろん、登録時や見合い時のサポート(写真撮影やスケジュール調整など)には大変お世話になったが、交際期間に入ると、個人的にあまり有益なアドバイス等がなく、ただ報告を要求され、報告をすると若干的外れなアドバイスが来るという状況で、費用に見合うサービスと感じられなくなったのである。
この点、相手とも話をしたところ、相手も相手のエージェントに対して同様に思っていたらしく、比較的互いの結婚意思が明確だったので、エージェントに成婚料(30万円)を支払ってでも、月額費用の支払いを続けない方を選んだということになる。
婚活というのは、お金がかかるものである。自分だけではなく、相手もエージェントに費用を支払って、サポートを受けているので、相手の同意なしに進むものではない点、注意が必要である。
その点、私の場合は、こういったお金の話も相手とできていたということもあり、真剣交際・成婚退会と早く進められた。結婚する相手ともなると、お金についての感覚や話をできることもとても重要なことだと思うので、結果論にはなるが、とても良い試金石になったと思う。
ということで、成婚退会をもって、私の「婚活」は終了である。婚活期間4か月で何とかなったのは、ひとえにエージェントと相手の協力あってのことである。一つ、自身で何とかできることといえば、交際期間をどれだけ密度濃くできるか、結婚すると決心するに十分なコミュニケーションを相手ととれるかが重要なので、ある意味変な駆け引きなどせず(かといって相手にプレッシャーとかけずに)自分をさらけ出せるか、話したいことを話せるか、いつもの自分の距離感から飛び出す勇気を振り絞ることである。相手が話してくれるかは別であるが、まず、自分ができないことを相手に求めることはできないし、自分が話すと以外と相手もちゃんと返してくれる場合が多い(返してこない相手は結婚しても同様だから、良い判断指標である)。
なかなかにあっけない、または、色気もロマンもない婚活話であるが、結果として成婚したのであるから、良しとしていただきたい。
婚活は終了したが、婚活のなかで感じたことについては、いくつかネタがあるので、もう少し話は続く…。
(今後書くネタの備忘)
・婚活ではどこまでOKなのか
・婚活、見合い、交際で学んだこと
・婚活はすべきなのか
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