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金澤流都
2024年7月8日 10:39
きのう、父氏が酒のアテにサバ缶を所望したのでサバ缶を買ってきた。家で夕飯を支度して、サバ缶をぱきゅっと開けたところ、聡太くんはもちろん食べたわけでないが刻んだネギがあるのにもかかわらずサバ缶に突進した。 こらこらと捕まえてケージに入れようとしたら激しく抵抗して猛獣と化した。腕がまたボロボロになった。よほど食べたかったに違いない。 今朝そのサバ缶の残りを納豆に投入したときも「それをくわせろ!!
2024年7月6日 11:38
紺色の夏のワンピースを着られる季節になってきた。なにか羽織ればカジュアルに着られるし、アクセサリーをつければちゃんとした印象になるのでとても気に入っているワンピースだ。 ただ難点がある。紺色とか黒の洋服は、気がつけば毛まみれになっているのである。それはたまちゃんと暮らしていたころからずっとだ。猫の毛は黒猫もグレーの猫も、濃い色の洋服につくとだいたい白っぽく光る。コロコロで毛をとっても気がつけば
2024年7月5日 09:46
きのうの昼、聡太くんは人間の食べているパンを食べたがった。レーズンが入っているのでだめだよ、と注意したものの、「だんこ! だんだんこ! それをたべます!」と大騒ぎし、大きなレーズンパンを切ったまな板やナイフをなめようとした、もしかしたらちょっとなめたかもしれない。でもとりあえず具合は悪そうでなかったのでレーズンを摂取してしまったわけではなく、ほっと安心したのだが、聡太くんの野心はそれでおさまるこ
2024年7月4日 09:41
さいきん家の中でなにかを踏むとだいたい猫トイレの砂である。まあもっとヤバいものを踏んだんでなくてよかった、とは思うものの、毎度「なしてこんたところサ猫トイレの砂落ちてらんだ!?」となるようなところで砂を踏む。 たまちゃんの猫トイレは人間のトイレの前に置かれていて、新聞紙を砂の上に敷いてやらねば用を足してくれなかったので、基本的に砂が散らかることはなかった。だが聡太くんは砂にダイレクトに用を足し
2024年7月3日 09:45
きのう聡太くんは人間の食べているハムステーキをたいそう食べたがり、人間がハムステーキをくれないとわかると台所にいって流しにひっくり返して置いてあるフライパンにチョッカイを出そうとして、フライパンの柄にある小さな穴に爪が引っかかって身動きとれなくなっていた。 とりあえずフライパンもろとも抱き上げたものの、抱えているわたし1人では外せないので、母氏に応援を頼んだ。母氏が外してくれて、聡太くんは「あ
2024年7月2日 09:58
聡太くんがご飯を欲しがる時間がちょっとずつだんだん早くなってきた。猫というのはおそらく24時間より微妙に生活サイクルが早いのではあるまいか、とずっと思っている。 なにが根拠かというとたまちゃんである。たまちゃんはお腹が丈夫だったのでいっとき食べたがるだけ食べさせてゴロンゴロンに太らせてしまったことがある。あの小ささで5キロあったのだから相当なおデブちゃんだ。 そのときたまちゃんは深夜に母氏を
2024年7月1日 11:06
聡太くんがゴキブリを追いかけ回して口に入れようとするので、何らかの対策が必要ということになった。お腹を壊したりお腹に虫がわいたりしたら大変だからだ。ただ吐くにしたって猫の体力だ、消耗することであろう。 置いておくタイプのゴキブリ用殺虫剤は、猫がみると「なんだこれは?」とド突きまわして遊ぶ、と母氏がどこかで聞いてきたそうで、オーソドックスにゴキブリホイホイを仕掛けることにした。ホームセンターで1
2024年6月29日 11:35
さっき宗教のおばさん二人組がきた。以前の聡太くんなら玄関に飛んでいって「シャー!!!!」と怒ったと思うのだが、聡太くんはもう思慮分別があるのでむやみに玄関に行かないのであった。 ユニクロのドラえもん柄Tシャツにチェックのズボンというわたしのいでたちを見た宗教のおばさんは「休んでいらっしゃったところごめんなさいね」と言っていたわけだが、休んでいないと否定したら「忙しかったかしら」と言い出し、どこ
2024年6月28日 11:13
聡太くんはようやく玄関チャイムをわくわくタイムの合図だと思わなくなったようだ。 いままで、玄関をピンポンされると「なんだ!? だれだ!?」と玄関にすっ飛んでいっては、しっぽをタヌキのごとくブワァと膨らませて、「こわい……」とやっていたのに、最近は玄関がピンポンされても玄関に飛び出さなくなったのだ。 素晴らしい。思慮分別が育ってきたのだ。それでこそ猫である。少なくともたまちゃんは玄関チャイムが
2024年6月27日 11:23
きのうは絵画教室であった。先生は猫原理主義過激派のひとで、教室兼自宅にはオス猫ばかり3匹暮らしている。性格の合う合わないがやはりあるらしく、昨日はいちばん愛想のいい子は自宅のほうに引っ込んでいて、愛想のいい子とあまり仲のよくない穏やかな子と、野良猫だったときに人間にいじめられて人間不信になってしまった子が教室にいた。 人間不信になってしまった子が堂々と姿を見せるのはなかなか珍しく、先生が愛情を
2024年6月26日 09:40
きのう、聡太くんはずっと自分のお布団で寝ていた。昼ごはんのときは起きてきたのだが、そのあとはずっと寝ていた。 あまりによく寝る。そのずっと寝ている姿を見て、わたしはたまちゃんの晩年を思い出した。たまちゃんは体がつらかったのか、最晩年はトイレに行く以外ほとんど動こうとしなかった。 まあ猫というのは元来よく寝る生き物である。「猫」の語源は「寝る子」だから「ねこ」という説も、諸説ありますではあるの
2024年6月25日 11:17
聡太くんはなぜか右側から回り込む。 ソファに座っていて、左側に聡太くんがいるときに、「おいで」とやると、なぜかいったん人間の右側に移動してから膝に乗ってくるのだ。なんでだろう。 猫は「いつもと同じ」暮らしが好きだ。だから自分のなかにルールがあるのかもしれない。というかルールがあるのだろうと思うことはしょっちゅうある。 そしてそのルールは人間とは全く関係がない。なにがなんでもご飯は決まった時
2024年6月24日 12:53
きょうは美容院に行ってきたので弊noteの更新が遅くなってしまった。しかし家にいる動物の話題というのは美容師さんとのに最適だなぁと思った。ばっさりやってもらって大変スッキリしたのであった。 最近聡太くんがいやいやえんする。イヤイヤ期だ。まあリアル2歳だから仕方がない。 夜にボールを転がして遊ぼうね、と物置から茶の間方面に誘導するとき、ボールを拾っている間にわざと元の場所に戻ったり、わざと奥
2024年6月22日 11:15
父氏が聡太くんに懐いている。逆もまた然りであるが、父氏が聡太くんをものすごく可愛がっている。メロメロだ。 男の友情というやつなのかどうなのかはわからないが、父氏は聡太くんを「そうくん」と呼び、毎晩顔をなめられ、タバコを換気扇の下で吸いながらその様子をみる聡太くんに「そうくん?」と声をかけたり、「しっぽは?」とか「しっぽくん!」などと言って尻尾を動かしているのを見たりしている。 猫にこんなにメ