金澤流都

名前は「かねざわるつ」と読みます。ヘドロ人生を送る30代無職女。ライトノベル作家になり…

金澤流都

名前は「かねざわるつ」と読みます。ヘドロ人生を送る30代無職女。ライトノベル作家になりたい。ここには猫の話をUPします。日曜日はエッセイでなく創作です。カクヨム→ https://kakuyomu.jp/users/kanezya

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  • きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん

    聡太くんの日常とたまちゃんの思い出です。

  • ヘドロの創作

    フィクションの創作です。

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    ヘドロ飼い主が考えたことをつらつら書きます。

  • ヘドロ飼い主と猫

    ヘドロ人生を送る飼い主と、猫のお話です。

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きょうの聡太くん 2024/4/15

 きょうは朝一番で聡太くんを動物病院に連れていった。きのうもお腹がゆるかったからだ。  とりあえず朝ドラを観たらすぐキャリーにしまって連れて行こう、ということになり、朝ドラを観る前にツイッターを開こうとソファに座ったところ、聡太くんがすっ飛んできて腕を激しくガリガリやられた。  きょうは夏日の予想だったので、セーターは大げさだなあとブラウスにスカートという格好だったのだが、冬のあいだセーターにどれだけ守られていたのか痛感した。  腕を爪と歯で同時にガリガリと攻撃され、セーター

    • ヘドロの創作 2024/4/14

       大魔王を倒して王都に戻ってきた猫の英雄に、猫の王は言った。 「きみの手柄を我が息子に譲る気はないか」 「……え?」  猫の王はでっぷりしたマズルをフクフクと揺らして、猫の英雄に金色の瞳を向けた。 「きみはいま英雄だが、実家は貧しいマタタビ農家だと聞いた。両親やきょうだいと、裕福に暮らせることを保証する。だから、きみの手柄を我が息子に譲ってほしい」  猫の英雄の緑の目が、ぱちぱちと瞬きされる。キジシロの毛並みの英雄は、ヒゲを震わせて、小さく俯いた。  猫の英雄の家は

      • きょうの聡太くん 2024/4/13

         きのう聡太くんが激しくお腹を壊した。ちょっとゆるいとかではなく明らかな下痢だ。この間生米をシャクシャクしてしまったときほどひどくないが、今朝も下痢だったのでとても心配である。  もし明日もお腹を壊しているようなら、月曜日に頑張って動物病院に連れて行こうと思っている。  いつもの動物病院なら待たずにすっと診てもらえて、うんとお金のかかる検査もとくにせず、ぱっと基本的なお薬が出る。  しかしながらいつもの動物病院は何度も書いたが獣医さんが病気でおやすみしているので、しこたま待た

        • きょうの聡太くん 2024/4/12

           きのう、わたしは珍しく夜に風呂に入ることにした。夜に風呂に入ると具合を悪くすることがあるので、ふだんは昼間のうちに入るのだが、どうしても時間の都合がつかなかったし、もうそう簡単に具合を悪くすることもなかろうと思ったのである。  風呂を上がって服を着て、髪をバスタオルで拭きつつボイラーの温度を下げようと脱衣所のドアを開けると、聡太くんは真面目な顔で廊下に座り込んでいた。どうやら人間がいつもと違う時間に風呂に入っているので気になったらしい。  なにやらかちゃかちゃやっていたので

        きょうの聡太くん 2024/4/15

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          きょうの聡太くん 2024/4/11

           どこのお宅でもそうだと思うのだが、年に一回くらい、4月ごろに近くの交番のお巡りさんがやってきて、家族構成とか職業とかを訊かれて、最近流行りの詐欺の手口なんぞを言っていく、というのがあって、きのうまさしくそれが来た。  玄関チャイムを鳴らされて、でも聡太くんはそれまでスヤンコと寝ていたので「なんだ?」という顔をしただけで、わたしが玄関に出ていくとお巡りさんがいた。  お巡りさんはおそらく玄関の「猫が逃げますので風除室の戸を閉めてください」の貼り紙を確認したのであろう、「開けて

          きょうの聡太くん 2024/4/11

          きょうの聡太くん 2024/4/10

           今朝公募の原稿を進めようとワードで公募の原稿を開いたら見事にきのうの進捗が吹っ飛んでいて「ギャー!!!!」となった。どうやら保存の仕様が変わったらしい。とにかくきょうどうにか取り返したので、めげずに頑張っていこうと思う。  さて、きのうの夜ふと聡太くんから目を離したら、いつのまにかペットボトルゴミを入れているゴミ袋を静かにクチャクチャと噛んでいた。こらっと怒って近寄ったらちょうど口にゴミ袋の破片をくわえていて、慌てて取り上げようとしたらぺっと吐き出した。つまんで捨てようと

          きょうの聡太くん 2024/4/10

          きょうの聡太くん 2024/4/9

           毎晩のちゅーるをやめようと思っている。ここ最近聡太くんのお腹の塩梅がよろしくないのだ。それはおそらく食べ過ぎなのだと思われる。  ちゅーるを与えるととにかくものすごく大喜びするので、エリカラなしの生活になってからもやめられないでいた。だがお腹の塩梅がよろしくないのであればやめねばならない。乳酸菌入りを与えていてこれなのだから状況は深刻だ。  いままでも「そろそろちゅーるやめようかな……」とは思っていた。しかし「ちゅーる食べるか?」と訊いたときのキラキラした目や「ううーっ」と

          きょうの聡太くん 2024/4/9

          きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/4/8

           きのうの夜、母氏が用事で出かけた。聡太くんは「ぼくはげんかんでおかーさんがかえってくるのをまつのだ」と玄関マットの上に座りこんでいたが、次第に気温が下がってきたのと薄暗くなってきたのとで、「……やっぱりちょっとめんどくさい」という顔をしはじめ、最終的にはわたしが大河ドラマを観ているあいだずっと膝の上にいた。  聡太くんは甘えん坊将軍なのである。人間をずっと待つなんていうハチ公みたいなことはできない。手近なところにいる人間にべたぁっと甘えたいのである。  しかし流石にふだん出

          きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/4/8

          ヘドロの創作 2024/4/7

           猫は「ねこねこネットワーク」により、人間のもとに派遣される。人間を調査し、「ねこねこネットワーク」に報告する。そして猫たちは、人間という生き物を知っていく。  猫の記憶はみなすべて繋がっている。「ねこねこネットワーク」に共有された知識は、すべての猫に還元され、猫は人間より一枚上手の生き物になっていくのである。  猫は外宇宙からの来訪者であることは以前述べた通りである。外宇宙は、発展しすぎた猫文明が、危険な物質に砂をかけただけで済ませたせいで滅びた。そこを脱出してきた猫たちは

          ヘドロの創作 2024/4/7

          きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/4/6

           きのう、うっかり聡太くんのボールを踏んづけてしまった。鈴の入ったプラスチックのボールに虎模様の布が貼ってあるやつだ。踏んで慌てて拾って確かめたが壊れてはいなかった。そして踏んだら自分がすごく痛かった。  なんというか小さいお子さんが遊ぶレゴブロックは踏むと痛いというが、まさにそれじゃん……と思った。レゴブロックは頑丈で反発性があるから、踏むと体重が足の裏に跳ね返ってきて痛いのだという。聡太くんのボールも、投げるとある程度弾むので、そりゃあ踏むと痛いわけである。  聡太くんは

          きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/4/6

          きょうの聡太くん 2024/4/5

           聡太くんの食器を買いたいという話を、聡太くんの誕生日の少し前にしたと思う。なんで食器が欲しいのかというと、カルカンパウチを食べさせている人間用の小皿がずるずるとトレイの上で滑るからだ。  しかし電子レンジOKの猫用食器はなかなか見つからず、結局食器は買わなかった。しかし聡太くんは食器をずるずる動かして食べにくそうだ。なんとかしたいと思った。  それで思いついたのが、ゴム製でデコボコしたすべり止めマットである。小学校の図工の時間で版画をやったことのある人なら記憶にあると思う。

          きょうの聡太くん 2024/4/5

          きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/4/4

           きのう聡太くんは激しくお腹を壊した。おそらくおとといの夜生米を食べたからではないかと思っている。久々にバテン・カイトスをのんびりと遊んでいると、聡太くんはなにやらトイレをガサゴソし始め、猫トイレのスコップでさらえないような液状のUNKOをした。ゲームどころでない。  お腹ゆる太郎の聡太くんであるがここまでひどいのは初めてではなかろうか。お腹もさぞ痛かったことであろう。  しかし本人にはお腹を壊した自覚がなく、父氏が夕飯に食べていた焼き魚を執拗に狙ってケージに入れられていた。

          きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/4/4

          きょうの聡太くん 2024/4/3

           きのうの夜のことである。  わたしが歯をみがき終えて、さて聡太くんとボール遊びでもして寝るか……とやっていると、聡太くんの姿が見当たらない。しかしなにやら「シャクシャク……シャクシャク……」と微かに聞こえてくる。  なんの音だ、そもそも聡太くんはどこだ。台所の奥に行ってみると、聡太くんは生米の入ったバケツに顔を突っ込み、生米をシャクシャクと食べていた。  どうやら母氏がバケツのフタを閉めるのを忘れたらしい。慌てて聡太くんを捕獲してバケツのフタをした。  なんでそんなことをし

          きょうの聡太くん 2024/4/3

          きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/4/2

           どうもここのところ「春の嵐」といった天気だ。  庭の梅がいつ咲くか、毎日わくわくと梅の木を見ている。梅の木が花をつけると「ああ春がきた」と思うのを物心ついたころからずっとやっているので、やはり梅の花はわたしにとって春の象徴である。今年はまだしばらく咲かないようだ。  春になってひとつ安心したことがある。お隣さんの犬だ。冬のあいだは窓をビッチリ閉めているのでお隣さんの犬が元気なのかわからなかったが、この間景気のいい吠え声が聞こえてきて安心した。お隣さんの犬は歴代ぜんぶよく吠え

          きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/4/2

          エイプリルフール企画 2024/4/1

           ぬぬ。  にんげんめ、またキーボードを置き去りにして台所につまみ食いに行ったな? その隙に書いちゃうもんね。僕はエリカラがないから自由だもんね。人間だってガリガリ噛んじゃうもんね。  それにしてもエリカラがないというのは素晴らしい。あれは猫の尊厳を否定している。なんであんなちっぽけなハゲを治すために猫の尊厳を否定するようなことをするのか。  どうも人間というのはビビりのようで、午後からも医者に行くらしいのに、なにやら肌に炎症が起きたとやらでぐだぐだ悩んで、午前中ほぼほぼまる

          エイプリルフール企画 2024/4/1

          ヘドロの創作 2024/3/31

           2024年度(正しくは明日からだが)から、日曜日はなにか聡太くんが面白いことをしないかぎり創作を掲載していこうと思っている。エッセイのネタ切れ防止とウソ混入防止のためだ。というわけで、少々お付き合いいただけたら幸いである。  ◇◇◇◇  猫は外宇宙からの侵略者だ。この人間のいる宇宙の外側にある別の宇宙で、猫たちは生まれた。  しかし猫たちは基本的にたいへんぐうたらした生き物なので、開発に失敗した危険な廃棄物をザカザカ埋めたり隠したりしたせいで、外宇宙は滅びた。まさかそう

          ヘドロの創作 2024/3/31