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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/7/26

 最近聡太くんがあまりに人間の食べ物に刺さってくるので、もしかしたらカリカリの量が足りていないのではないか、と思った。
 パン泥棒や揚げ出し豆腐泥棒やマヨネーズなめなめや生米シャクシャクをやりたがるのは、お腹が空いているからではないか。そうだとしたら可哀想すぎる。そう思ってちょっとだけカリカリを増量したところ、聡太くんは見事にお腹の調子を悪くした。
 別にお腹が空いて人間の食べ物をかすめようとしているわけではないのだということがわかって、「じゃあなんで食べようとする!!!!」という気分なのだが、単純に好奇心なのだろう、と解釈するほかないのだろうとも思っている。
 好奇心が旺盛なのはいいことだ。きっと知育玩具を与えたら喜んでくれるだろうが、カリカリを出して遊ぶ知育玩具を与えたらお腹を壊すので知育玩具は与えられない。好奇心のカタマリと生活するのはなかなか大変だということがよくわかった。
 お腹の調子は果たして金土日で治るだろうか。それだけが心配である。

 なんで金土日で治さねばならないのかというと、月曜日に年にいっぺん打つワクチンを打とうと思っているからだ。去年のワクチンからもうゆっくり一年が過ぎたのである。なんと光陰矢の如し。
 ワクチンは動物病院に用意してもらわねばならないので、きょうのうちに「月曜日にワクチンをお願いしたいんですけど」と電話するつもりでいる。7月に打てるほぼ最後のチャンスではなかろうか。まあ平日の午後から父氏に乗せて行ってもらうこともできるのだが。
 もし月曜日もお腹の調子がイマイチだったら動物病院に相談の電話をかけるしかない。人間だってワクチンを打てば1日ぐったりなので、猫だって体調の悪いときにワクチンを打てば具合が悪いに違いない。
 どうにも状況が不安である。こういうときは次元大介の真似をして「面白くなってきやがったぜ」と言うと楽しくなるというライフハックを実践するしかない。面白くなってきやがったぜ。
 ワクチンがどんなものなのか調べたところ、どうやら猫風邪などを防ぐワクチンらしい。猫風邪は拾ってきたころのたまちゃんがかかっていたが、とにかく大変だったのでちゃんとワクワクチンチンして予防しなくてはならない。どうか無事に打てますように。

「これときどきぱきっていうんだよー」


 そういえばきのう気付いたことがあって、それも書く。
 たまちゃんは人間に甘えることがあまりなかった。膝に乗っかるくらいならたまにやっていたが、聡太くんのように積極的に抱っこを要求することはほとんどなかった。
 その代わりだいたいいつでも人間の目の届くところにいた。もちろんかくれんぼや脱走もしたが、基本的にはお利口さんに人間のいるところにいた。
 聡太くんはそれとは真逆だ。抱っこしろと激しく甘えてくるし、超絶人間大好きくんなのに、満足するとぷいっと目の届かないところに行ってしまう。
 だれもいない台所でくつろいでいることもあるし、物置の古いマットレスにころがって「はあ、かいてき」とやっていることもよくある。
 猫というのは人格ならぬ猫格がいろいろでとても面白い。
 聡太くんとたまちゃんというサンプルが2つの時点でこんなに違うのだ。人間なみにいろいろな性格をしているとしか思えない。猫は不思議な生き物である。

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