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アナログレコード鑑賞日記 #10

ゆるく続けていくアナログレコード鑑賞日記。
第10回目は今をときめく歌姫です。

Ado - ウタの歌 ONE PIECE FILM RED

AdoのLP 第2弾

映画「ONE PIECE FILM RED」に登場する歌姫・ウタというキャラクターの歌唱を担当したのが今をときめく歌姫のAdoです。

ONE PIECEは国民的コミックおよびアニメーションだと思いますが、わたしももれなく読んだことがあります。
とても面白いし、ストーリーに引き込まれる漫画ですよね。
名作であることは間違いありません。

ただ、わたしは熱心な読者ではないため、漫画も久しく読んでいません。
なので、当然この映画も観てないです。
それでも、このアナログ盤を買おう思ったと理由があります。

この映画の主題歌は「新時代」という曲なのですが、実はわたしの好きな日本代表の選手が試合前によく聴く曲として挙げていました。
W杯開催時に、サッカー日本代表の特別コンテンツとして、日本サッカー協会(JFA)があれこれ公開していたのですが、その中にあった各選手への質問への回答でした。

みなさまもご存知のとおり、日本代表はW杯で強豪国であったドイツ代表とスペイン代表を撃破したことで、決勝トーナメントに進出しました。
その後、惜しくもクロアチア代表に負けてしまいましたが、あのときは大勢の人が日本代表の試合を観ていたと思います。

その選手は全ての試合に出場し、得点こそ決めなかったものの、ピッチを豊富な運動量で駆け回り、攻守ともにチームに大きく貢献しました。

そんな選手が聴いている音楽ともなれば、音楽好きとしては聴かねばなるまい。
ということで、「新時代」はハイレゾ版をダウンロードして聴いていました。
今でもよく聴いていて、再生回数はダントツの1位だったりします。

「いつか新時代をアナログ盤で聴けたらいいなあ」となんとなく思っていたら、4月にアナログ盤が発売されることを知って即予約しました。
そして、つい先日発売され、わたしの手元にも届きました。

ドキドキしながら針を落としました。

まず、ハイレゾ違って音が透明で透き通っていて、「普段聴いているハイレゾとはまったく違うな」と改めて新鮮な気持ちで聴きはじめました。
歌詞が日本語なのでダイレクトに響きます。
ココロが揺さぶられるものがありました。

「W杯の頃、これを試合前に聴いていたのか」

彼の存在を知ってから約半年。
短い間ながらも彼のサッカーに対する想いを知る今となっては、どういう気持ちでW杯に臨んでいたんだろうと思い、自然と涙があふれました。
サッカー選手を想って涙するって初めての経験ですね。

他の歌も初めて聴いてみましたが、とても聴きやすくてよかったです。

Adoのことは詳しくなくて、人気がある歌手ぐらいしか知らないです。
でも、彼女の歌声、歌詞、音楽はわたしにW杯での彼のプレーを思い出させます。
音楽が自分の中にある強い想いと紐づいたとき、こんなにもわたしの心を、魂を揺さぶるのかと改めて思いました。

JFAは、日本代表の選手たちがW杯の頃に聴いていた曲をSpotifyでプレイリストにしています。

このプレイリストの中で「新時代」を聴くことができますので、ご存知ない方はよかったら聴いてみてください。

それでは、またお目にかかります。