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中学生向け

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記事一覧

小説問題を解くために重要なことが丁寧に説明されている参考書です

村上翔平 著『やさしい中学国語 改訂版』(学研プラス)

『やさしい中学国語』はお勧めの国語の参考書です。
特に読んでもらいたいのは、小説の問題の解き方の部分。

小説問題を、根拠をみつけて、はっきりとした理由を付けて解答していくために必要なことが書かれています。

例えば、文中に「彼女は泣いている」と書いてあったとします。

この時の「彼女の感情」は「悲しい」かもしれない。しかし、そうとは限らな

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詩歌や長文問題の練習量を増やしたい時に便利です

詩歌や長文問題の練習量を増やしたい時に便利です

新国語研究会 著『くわしい問題集国語(文章問題) 中学1~3年』(文英堂)

国語の長文問題の練習量を増やしたい中学生にお勧めの問題集です。

また詩・短歌・俳句の問題数が多いので、そこを重点的に鍛えたい時にも便利です。詩などが定期テストにでる時にやると良いですね。

詩・短歌・俳句は、文字数などのルール(形式)を覚えているか、形式や表現技法の名前を憶えているか、ルールを覚えたうえでそれを使って区

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高校入試で重要な英単語を集中的に学習できる単語集です

学研教育出版編 『高校入試 ランク順 中学 英単語 1850 完全暗記ノート』 (学研プラス)

入試に出るランク順に英単語が並んでいるので、基礎的で重要な単語から覚えていくことができる単語集です。

逆に、いま読んでいる長文に出てくる単語を調べることで、今のレベルにあった単語群を集中的に勉強することも可能! これは便利です。

語彙力をアップできる問題集です

中学校くらいにやると、言い換えの概念が身について役に立つ問題集がこれ、『小学校6年生までに必要な語彙力が1冊でしっかり身につく本』です。

たくさんある例文を通して言い換えに親しむと、国語のテストに出る「○○とは何か、答えなさい。」タイプの問題に強くなれます。

「小学校6年生まで」と書いてありますが、小学生から中学生にもお勧めできる一冊です。

これまでに得た知識を使って問題を解くから、考える余

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ディベートを通して「戦争」についての考えの違いを描いた小説です

小手鞠 るい著『ある晴れた夏の朝』‎ (偕成社)

読書感想文をどの本を読んで書くか悩んでいる中学生にお勧めの本です。

主人公を含む「原爆否定グループ」4人と「原爆肯定グループ」4人がディベートするという内容で、立場によってさまざまな意見があることを知ることができる一冊となっています。

主人公は15歳の日系アメリカ人のメイ・ササキ・ブライアン。アメリカの学校が舞台で、ディベートに参加する他の7

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手描き文字での説明が特徴的な参考書です

手描き文字での説明が特徴的な参考書です

山田 暢彦著「中3英語をひとつひとつわかりやすく。」(学研)

イラストと手描きの文字での説明があるのが特徴です。重要なところは赤で書かれ、しかも文字が大きいので読みやすいですね。

こういう書き方の方が、頭にすんなり入ってくる人もいると思いますので、ちょっと見てみるのをお勧めします。

学研さんのホームページに中身の写真(説明の絵のところ)がちょっとありましたのでアドレスを載せておきますね。

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長文問題や、詩・短歌の問題の練習がしたい中学生にお勧めの参考書です

長文問題や、詩・短歌の問題の練習がしたい中学生にお勧めの参考書です

新国語研究会 著『くわしい問題集国語(文章問題) 中学1~3年』(文英堂)

国語の長文問題の練習量を増やしたい中学生にお勧めの問題集です。

また詩・短歌・俳句の問題数が多いので、そこを重点的に鍛えたい時にも便利です。詩などが定期テストにでる時にやると良いですね。

詩・短歌・俳句は、文字数などのルール(形式)を覚えているか、形式や表現技法の名前を憶えているか、ルールを覚えたうえでそれを使って区

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中学校の勉強の基本を楽しく学べる本です

中学校の勉強の基本を楽しく学べる本です

清水 章弘著『カゲロウデイズで中学生からの勉強法が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)

中学校に入ったばかりで、どう勉強していいのかわからない人、知りたい人にお勧めの参考書です。小学校の勉強と違うところが多いので、戸惑っている中学1年生も多いのではないでしょうか。この本を読んで「こうやって勉強していけばいいんだな」というイメージがつかめれば、戸惑うことも減ると思います。

この本では、予習や

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江戸時代の測量旅行についてのお話です

江戸時代の測量旅行についてのお話です

小前 亮著『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』(小峰書店)

中学生にお勧めの本です。江戸時代に地図を作った伊能忠敬の北海道への測量旅行と、それに同行した少年のお話です。少年の部分は創作なんですが、他の部分は史実に基づいているので読むと江戸時代にも詳しくなれますよ。

章と章の間にある絵付きのコラムが充実しているのも凄く良いですね!伊能忠敬について、測量の方法について、江戸時代について、地図と政治に

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