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そもそも、人的資本経営ってなんで流行ってんだっけ?

こんにちわ。
本日は「人的資本経営」について、アウトプット・体系化も兼ねてまとめていきたいと思います。

昨今、揶揄すると「人的資本」「人的資本経営」はバズワード化しており、
ググればいくらでも情報が出てくると思いますので、その点も考慮し、なるべく分かりやすく、私見も含めて書き出していければと。ではっ


人的資本経営とは?

そもそも人的資本経営とは?
定義についても、恐らく諸説、様々なニュアンスがあるかと思います。

が、個人的に分かりやすい表現は以下かな、と

■人的資本経営とは?
人材を「コスト≒消費の対象」ではなく「資本≒投資の対象」と捉え、
人材への投資によって事業価値を高める考え方。

歴史的に見れば、
・労働力(産業革命〜、富の為には労働力が必要

・人的資源(人材は管理するもの、消費対象

・人的資本(人材は伸び縮みする、投資対象
といった変遷ですね。

人的資本経営/人的資本開示の背景

昨今、新聞やビジネスニュースに目を向けると
「人的資本」というキーワードを目にしない日はないかと思います。(きっと)

揶揄するとバズワード化しているきらいもあるかもしれませんが、背景・トレンドとしては以下4要素に区分出来ます。

1.事業成長における無形資産活用の重要性の高まり
他社との製品、サービスの差別化やイノベーションの活性化を推進するには、これまでのモノ依存型ビジネスからの脱却が急務

(これは有名ですが、)S&P500のマーケットバリューが1975年〜現代において有形資産→無形資産が占める割合が逆転していることからも明らかです

※出典 https://www.sec.gov/spotlight/investor-advisory-committee-2012/human-capital-disclosure-recommendation.pdf

2.社内外を問わず、人材獲得競争が激化
少子高齢化により、労働人口減少は不可逆的な流れ(脱線しますがお国の少子化対策は意味があるのか…?とか思ってたり)
その為、企業として成長の源泉である「人財」を獲得する為に、人的資本への取り組みを通し、労働市場にアピールする重要性は日に日に高まっています。

3.投資家からのESG経営実現に向けた要求
売上・業績・株主偏重の考え方、経営から、多様なステークホルダー・社会意義・ESGを重視する考え方への流れ

4.上場企業における人的資本情報開示の義務化
2023年より東証プライム・スタンダード・グロースの全上場企業にて、有価証券報告書内で人的資本情報を開示する義務が発生

上記4点が背景で人的資本に対しての機運は非常に高まっています。


1,000文字程度と分量少ないですが、疲れたので一旦ここまで…
どなたかの学びの一助になれば幸いです。でわっ

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