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今、改めて考える。僕の大切にしたいことは、子どもたちの「失敗体験」をデザインすることなんじゃないだろうか。

最近ず~っと考えるわけです。僕が教育の分野に関わる上で大切にしていることってなんだろう?って。

きっと教育っていろんな形があるんだと思う。そして、いろんな形があった方がいいとも思うんです。だって、子どもたちにも様々な子がいるんだから。

そして、子どもたちが自分に合った教育を選べるのが、本当は理想だと思うんです。そうなると、僕自身、僕は何を大切にしている教育かっていうことを言葉で伝える必要があるんですね。

そしたらやっぱり僕が大切にしていることは「失敗体験」なんだろうなって思うんです。

何言ってんだ!子どもたちに、必要なのは「成功体験」だろ!

って声も聞こえてきそうです。うん、それもそうだと思います。小さな成功体験って大事だと思います。そうやって、自分に自信をつけていくことの大切さも良く分かります。

それでもやっぱり大切なことはなにか?と聞かれたら、僕は『失敗体験』なんだろうなって思うんです。

世の中の教育を見ていて、なんだか成功が前提になっている在り方に違和感を感じてしまうからなんでしょうね。

というか、そもそも子どもたちが失敗しないように、支えてあげることが教育だみたいな風潮があるように感じています。でも、僕はそうじゃないと思うんです。失敗しないように、手を差し伸べるんじゃなくて、失敗した後にどう立ち直るかを身につけるのが、本当に子どもたちに必要なことなんじゃないだろうかって。

凄く小さな例をあげてみます。

幼稚園や小学校で、良く忘れ物をする子っているじゃないですか。そんなときに、ついつい先生が言っちゃうのが、「また〇〇くん!さっきも言ったでしょ!」って。こんな風にみんなの前で怒られていることって良くありますよね。

僕はコレが違和感なんです。今、その子が考えなければならないのは、忘れ物をしてしまったことへの反省ではなくて、だったらどうすのか?ってことですよね。言うならば、その状況をどう乗り越えるのかを考えなければならないはずなんです。

それなのに、「さっきも言ったでしょ!」と、みんなの前で晒し者のように怒られる。これに何の意味があるのか、本当に分からないんです。一言、「そっか~、どうしようね?」と問いかけてあげるだけで十分ですよね。そうやって、初めて失敗が自分ごとに変わるんじゃないかと思います。

こんなことって、教育現場の中に本当にたくさんあるんです。

だからきっと、僕のやりたいことは、社会に対して教育の在り方を提案し続けることなんじゃないだろうかと思っています。

ただ、オンラインで、この失敗体験の作り方がまだしっくりきていないもので、、、何かいいアイディアはないかしら。




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