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エンカンツ蚤の市 <夫婦世界一周紀54日目>

これこれこれ。食器も本も靴も服もAVも全てがごった返して、なに買いに来たんだろうと思うような空間。これぞ蚤の市だ。

マドリードで行った蚤の市もっと秩序があって歩きやすかったが、面白みには欠けていた。ここバルセロナのエンカンツ蚤の市は絵本の世界のようなTHE 蚤の市である。そんなもの売れるはずないでしょ?と思うような超ガラクタもあるし、盗品なんじゃないの?と勘ぐりたくなるようなピッカピカの靴とかも置いてある。フウロが目を輝かして、あとでここに集合ねと一言、洋服売り場に突っ込んでいった。人がごった返しすぎててここではぐれるのは自殺行為に思えるけれど、なぜかしっかり会える気がするから不思議だ。

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外に出ることが出来ない今、旅をできること自体に価値が生まれつつあります。僕たちが見てまわった世界はもうないかもしれないけれど、僕らが家にいる時にも世界は存在していて、今日もトゥヴァだってニウエだってある。いつか全てが終わった時に、あそこに行きたいと思ってくれる人が一人でも増えたらいいなと思って、価格を改訂しました。 無料で公開したかったのですが有料マガジンを変更することが出来なかったので、最安値の100円に設定しています。

2018年8月19日から12月9日までの114日間。 5大陸11カ国を巡る夫婦世界一周旅行。 その日、何を思っていたかを一年後に毎日連載し…

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