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【石油由来成分】悪者?VS救世主?【自分軸の選択】

いろんな説があるお話・・・
【石油由来成分は悪者なのか?問題】


私の持論は、
「石油、それ自体は悪物ではない。
でも、その使い方は愛をもった選択をしたい。」
という事。


石油由来成分のメリット

石油は、非常に便利なモノです。
化粧品業界だけに限って言えば、

・乳化しやすく、泡立ちがとても良い界面活性剤
・ビタミン、セラミド等のありとあらゆる有効成分
・キレイな発色をしてくれる合成着色剤
・とても多種類の合成香料
・使用感を高めてくれる、ポリマーやシリコン
・商品の品質保証をより高める防腐剤
石油の加工すると何でも作れちゃいます。


しかも、
・値段が安い。(=売りやすい・原料代下げられる)
・大量生産しやすい。(=安定供給が可能に)
・保存がきくので、扱いやすい。(=品質保証がしやすい)

とても便利なのです。



石油由来成分のデメリット

でもね、この成分が使われている理由は
肌に良いからではないのです。
出発点が、経済優先、企業の都合優先なのです。
肌の事は後回しにされています。
お客様の「美しくなりたい」
は、最優先されにくいのです。
(もちろん誠実なモノづくりをしている会社様もいます!)

そもそも、石油由来成分が
化粧品として使われはじめたのは
約100年位前から。
まだそんなに歴史も深くないんですね。
だから人体への影響もまだ未知数な部分が多いです。




じゃあ、

石油悪者やん!絶対反対!


なのか??



石油由来成分は悪者??


私は、
その「使い方・やり方」次第なのではないかと思います。
必要な所には使っても良い。
例えば、石油由来成分が使われている薬。
この値段が高ければ、お金持ちしか助からない世界になります。
安定的に供給できなければ、助かる命が限られてしまいます。
命の危険にさらされている人にとっては
救世主のような存在だし、その使い方を否定する気はありません。


石油そのものは悪者ではない。
でもその「使いかた、やり方」が、
歪みすぎた弊害を生んでいるのではないかと思います。

あまりに、経済を優先しすぎた結果、
本来私たちの生活を豊かにするはずだった石油が
「私たちの使い方・やり方」によって
環境や人体に良くない影響を与えています。


不自然なバランスで成り立っているものは、
不自然な結果を生む。
便利で快適で、
飢えのない生活は有難い。
でも置き去りしたものがあまりに大きすぎる。
それは私たちの健康であり
自然や環境といった、
地球が何億年もかけて作ったバランス。



石油は限りある資源で
いつかは尽きてしまいます。
だから、そんな
「大切な資源である石油」を使うなら、
愛をもった選択・大切に使いたい。





私の自分軸の選択

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私は、自然なものを自然な状態で使いたいし、
自然な地球の力を感謝して体に取り入れたい。

バランスの取れた自然な地球の循環の中にいたい。
確かに植物の大切な命をもらうことにはなるけど、
また生えてきてくれる循環ある命です。
その循環を邪魔しないように
極端な破壊をしないで、
感謝しながら、共存していたい。


そして、化粧品は石油系成分がなくとも
作ることができる。
DIYコスメは使う人が素材に近くなる分
植物などの恵みに感謝して使うことができる。
いつかは尽きてしまう石油由来成分に依存することなく
循環してくれる素材に感謝しながら、
楽しみながら、自分自身も美しくなる。


私はそんな選択がしたい。
そんな選択をしている時が、
心が豊かになり、心地よいと感じます。


だから、やたらめったら
「石油由来成分」を
恐れ、憎む必要はない。

自分が、愛をもった優しい選択が
できればそれでよいと思うし
それだけで十分なのです。


1人1人の選択でしか、世界は変わらないから。
1人1人が自分軸の選択や行動をしていくことで
少しずつ未来の在り方は変わっていく。
だから、自分が使う商品を、どんな基準で選択するのか?
今一度考えてみてほしい。




あなたはどんな選択をしますか??

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