先を見据えた思考を~「先取り力」が大事な理由~

人は、本当に切羽詰まった状態が自分の身に降りかからないと、行動に結びつける事ができない。

そんな事をコロナウイルスの感染拡大に思う。

そういう自分も、自粛って言われても、周りに感染者はいないし、

サッカークラブの運営を自粛してしまうと、自分の生活に影響が出るし、子ども達にサッカーできる環境を与えたいと思うし、その他もろもろ。

どっちが切羽詰まった状態になるのかをはかりにかけた時に、

自粛は反対という行動選択になってしまう。

おそらく、多くの人がそんな思考だから感染がどんどん拡大していくと思うんだが。。。

切羽詰まった状態が、行動に結び付くのは、そっから先の予測がある程度立つ事が理由だと思う。

目標があると、それに向かって頑張れるように、可視かできたり、想像できたり、「見える状態ができる」事が行動の原動力になるんだろう。

10年後の未来は誰にも分からない。

よく言われてる事だ。

確かに、10年前を振り返ってみても、こんな世の中になってるなんて想像もできなかった事がたくさん起こっている。

おそらく、こっから先の10年後はさらに変化のスピードは加速し、想像もできないような事がたくさん起こると思う。

まさしく、先が見えない時代に突入だ。

変化に対応する力が大切とも言われてるし、その言わんとする事も時代の流れを見れば納得がいくんだが、

どうも対応する事は、切羽詰まった後の行動に思えてならない。

言ってしまえば、それぞれそんな状況になればある程度の対応はできるでしょって話になる。

だから、見える状態を作る事と、変化していく時代と分かってる事を掛け合わせた時にどうあるべきかを考えると、

変化が予測できそうなちょっと先を、先取りするような、「先取り力」が必要なんじゃないかと思う。

大きな時間軸で物事を考えるよりも、短い時間軸の中でどんどん考えの新陳代謝を起こす意識が大事になるだろう。

コロナウイルスの対応についても、大きな時間軸で見れば、当然今すぐ自粛なんだろうが、

短い時間軸にすると、今のところは自粛段階でないって自分の中で判断するように。

だが、この時間の線引きも難しい。

結局、その時間の幅を決めるには、それなりの情報と思考が必要な訳で、

色々書いてみたものの、たどり着くのは、

つねにアンテナ張って情報の取捨選択をしながら、思考する事を続けないといけない

って事になってしまう。

なかなかまとまらない文章だ。。。

子ども達を預かる身としては、この事をじゅうぶん意識して、

与えるだけで思考する手間を省かないように、思考の機会を与える工夫が必要と思っている。

ちょっと先を見据えて考えさせる機会を作れたらいいかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?