「生き方」の手助けする環境作りの在り方

行動力の鬼と思えるような友人がいる。

弁護士という仕事をしながら、精力的に動き回る。

お互い仕事を持ちながら、その友人と進めてるプロジェクトがあるんだけど、

いよいよ、そのプロジェクトも形になりそうだ。まだまだ非公表なんだけどね。

彼のプレースタイルは、まさしく猪突猛進。

プレースタイルが、生き方を規定しているようで面白いんだけど、

プレーするという事は、自分を表現するって事なので、

プレースタイルと生き方が互いに影響を及ぼしあってるのは納得がいく。

だから、サッカーをするってのは、自分探しに繋がるように思う。

サッカーを通して人生デザインをできるようになって欲しいと思ってるんだけど、こんな考え方が根底にあるからなんだろう。

若い頃は、そんなんじゃなくて、自分の経験を子ども達にどうにか落とし込みたいって思ってて、

「俺についてこい。俺の言う事を聞いとけば大丈夫!!」

みたいな考え方だった。

それが、徐々に変化しながら、

その子にあった答えを引き出さないといけないなってこの頃は思っている。

プレースタイルや、特徴があるように、子ども達の性格も様々で、

猪突猛進の子もいれば、相手を活かす事がうまい子、常に周りを観ながら欠かせない歯車の一部になれる子、色んな子ども達がいる。

そのスタイルは、社会に出た時にもそれぞれの形で活かされるはずだ。

否定する事によって、その個性を潰してはいけないなって思っている。

だからと言って、すべてを肯定してはいけないってのも一方ではある。

この前の記事にも書いたんだけど、社会の中にルールがあるように、

なんでもかんでも肯定してしまっては、せっかくの個性がわがままになるという可能性もあると思う。

それを自分の経験則や感覚と、子ども達の個性とで照らしあわせながら導いていくってのは指導者にとって一番難しい部分だ。

過去の経験則や感覚にとらわれてばかりだったら、結局は凝り固まった考えの押し付けになる。

指導者は学び続けなければいけない

って言葉は、指導者としての人間力を磨き続けなさいって事として捉えている。

日常が変わり、プレーが変わる。プレーが変わり、日常が変わる。

そんな相互作用が生まれながら、人生デザインができる大人になって欲しい。

そんなサッカー環境を与えてあげたいと思っている。

その手助けをする大人になれるように、日々自分自身もアップデート。

子ども達に関わり続ける限り、学び続けたいと思う。

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