歩くこと
唯、歩くこと
を日々丁寧に稽古しています。
おへその下にある下丹田と言われるところを自分の中心点として、その中心点に光の珠を思い浮かべながら定めた一本の線上を真っ直ぐに進んでゆくように、一歩、二歩と足を進めます。
ふと集中が途切れた途端に、身体はほどけ揺らいでしまうことに気がつきます。
「一切光が途切れることなく、揺れないということ」を目標としても、自分の中心に集中し続ける力を保つことがいかに難しいかを感じています。
その力は精神と身体の集中力だと、師匠は仰いました。
それは、身体のすべての細胞に意識を向け、今ここに在り続けることなのではないかと思います。
精神と同じように、身体が今ここに在り続けるという集中力も稽古で養ってゆくことができるという師匠の言葉を励みに、今日も歩く稽古を続けています。
来年もより自分の中心を保ちながら歩み続けられるよう、稽古に励みます。
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