そのミッションに人生を賭ける価値はあるか
世の中が変わる単位のミッションを達成しようとするなら、
それなりに時間がかかるはずだ。
今ある興味関心、にやみくもに人生をベットしても良いのだろうか?
今回はそういうことを考えてみます。
理屈上、若いうちはミッション探しに時間を使うべし
もちろん人により程度の差はありますが、
ある程度たくさんの経験を積んだほうが知識が増え視野が広がります。
どこかの統計でみましたが、
成功したスタートアップのうち90%以上が、
企業当初のミッションや計画を大幅に変更しているそうです。
「ピンとくる」ものが見つかるまで、
たくさんのものに触れ、体験してみるのが良いでしょう。
(これは、僕の大好きなクリステンセン教授の考え方です。)
ミッションのインパクトを、統計的に考えてみよう
今僕が持っている関心は「就活」「リクルーティング」です。
たくさんの有望な若者が、
人生でもっとも繊細な年代のうちの長くを「就職活動」に費やす価値があるのか?
仮にミッションを、
「世の中の不毛な就活時間をゼロにする」
として、そのインパクトを統計的に考えてみましょう。
4年生大学卒業生が年間50万人いるとする。
4年生大学卒業生の就職率を90%とする。
就職活動に費やす期間を平均180日(半年程度)とする。
就職活動期間は、毎日10%の時間を就活に使っているとする。
そのうち、不毛な時間が50%程度あるとする。
彼らが有意義なことに時間を使った場合、
時給換算で1000円程度の価値があるとする。
という風に仮定すると、上記のミッションを達成したら、
500,000人 * 90% * 180日 * 24時間 * 10% *50% * 1000円
=972億 円
分のバリューを毎年創出することができる。
これは、やる意味があるのかも。
※ほぼほぼフェルミ推定的で、数字に根拠はありません。
※一部参考にした数字は こちら からもらっています。
ちょっと時間がなくなってきたので今日はここまで。
数字はものを考えるときのツールとしては有能です。
すえまるでした。