［読書記録１０３］プレイングマネジャー「残業ゼロ」の仕事術

プレイングマネジャー「残業ゼロ」の仕事術
小室 淑恵 著

現場の担当もしながら、チームのマネジメントをしなければならないプレイングマネジャーは多忙である。
チームで成果を出しながら残業もゼロにする。著者の会社やコンサルティングをしている会社では、職場の生産性を高めるために、投入する労力・時間を最小にせて成果の最大化を図るアプローチを徹底している。
この本では残業ゼロに向けてのプレイングマネジャー自身の働き方、チームとしての働き方などが紹介されている。

気づき①8割マネジメント、2割プレイ
プレイングマネジャーにやりがちなのは「プレイヤーとしての仕事に比重を置いて、チームに足りない戦力を自ら補うという選択肢をしてしまう。
そのためにまず自分の仕事が何割マネジメント、何割プレイヤーをしているかを可視化する必要がある。

気づき②本当のプロは、いつ何が起きてもお客様にだけは迷惑をかけない体制を日頃から作っている。
自分にしかできない仕事をするのがプロではない。属人化をなるべくなくすようし、チームでマニュアルを作ってノウハウを共有する。

気づき③「スキルアップ」のサイクルをまわす。
属人化を脱する方法としてチーム全員の「スキル」を可視化する。
可視化することによりメンバーの育成計画に役立てる。
マネジャーに重要なのは、チーム一人ひとりのスキル状況を把握して、「誰に」「どのスキルを身につけてもらうか」を考えること。それこそが「チーム全体のスキルアップ」につながり、「属人化」問題の解消につながる。

行動すること
1.自分の仕事を可視化し、マネジメントの時間を増やす。
2.属人化をしないことを意識し、マニュアルを作成する。
3.チームの1人ひとりのスキルを把握し育成計画を立てる。

プレイングマネジャー 「残業ゼロ」の仕事術

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