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第34回文学フリマ初参加レポ(参加者)


5月29日日曜、物書きの祭典である文学フリマが無事開催されました。

前回(去年11月)の文フリも、約5千人もの人が集まったかなり大規模なものだったようですが、今回も真夏のような日照りのなか、大勢の人が集まっていて驚きました。

前回
来場者3,378名、出店者1,097名、あわせて4,475人

https://bunfree.net/event/tokyo33/

【今回】
なんと、5400人以上!この暑さにもかかわらず、歴代2位の来場者数です!



私は初参加かつ一人参加でしたが、同じように一人で来る女性も男性も多く、老若男女問わず長蛇の列に並んでいたので驚きました。

文フリの会場はかの有名な『流通センター(TRC)』
かなり広いスペースには、みっちりとサークルが並んでいて、不参加のサークルはほとんどない印象でした。

会場に入るまで


冒頭に書いた通り、長蛇の列でした!昼の12時開場ですが、私は5分過ぎに到着。

もう開場しているはずですが、長蛇の列が会場の外のずっと奥まで続き、とぐろを巻いていました。
まだ列の進みも遅かったので、私は目の前の蕎麦屋でお昼ご飯を食べました笑

蕎麦屋は混んでいましたが、さほど待たずに食べられましたし、すぐに食べて30分後には出ました。
しかし、未だ列は外に長く続いていました……

ですので、並びたくなければ午後13時くらいに到着した方が、あまりストレスなく辿り着けます。
ただし、私が列に並び、30分ほどで着いた頃には、新刊売り切れの札があるサークルさんがありました※壁サーでしたが。

どうしても欲しい本があれば、早めに行くべきかもしれません。

※文学フリマの公式Twitterが15分おきに待ち時間をツイートしているので、フォローすると確認できて便利かと思います。

会場内の混み具合


入場するときはかなり混雑していました。
待機列は、時間が経つにつれて短くなりましたが、会場内はずっと混雑していました。

私は午後2時半頃までに帰りましたが、その時もまだまだ会場内は混雑していましたし、あまり閑散としている感じではありませんでした。

最悪、午後2時くらいに来てもまだ帰っているサークルは少ないかもしれません※その時間帯でも待機列ができていたので、かなり大盛況に思えました。マイナーなので、実は失礼ですが、もっと閑散としているイメージでした……

ちなみに、人気のサークルは冊数が多いので完売はしていない可能性が高いと思われます。

例えば、午後14時ごろにnoteやSNSで有名な「にゃるら」さんの本が既刊、新刊含めずらっと並んでいたので、有名な方の本の場合、寧ろ売り切れの心配が薄いかもしれません。
※おそらく冊数を多く刷っているので……

ちなみに、にゃるらさんご本人らしき方もいらしたので、逆に緊張して買えませんでした……※noteの記事でみた写真そっくりだったので。

購入した本と帰りのはなし

じつは見本誌を読んで考えようと思っていたのですが、見本誌を読めるスペースが(おそらくコロナの影響で)なかったので、かなり焦りました……

出来れば読んでから買いたいですが、本人の前で読むのは勇気がいりますし、買わないで立ち去るのは以ての外。

仕方がないので、Twitterとカタログで収集した情報をもとに買いました。
あと、その場で気になって買ったものもありますが、冊数は4冊程度です。


  • 文章でめし食って9年。 若林理央

  • 私たちが「産まない」を選んだのは 若林理央

  • 六文無し 自殺未遂合同誌 

  • ゲームブック クトゥルフのいざない 杉本=ヨハネ・著 中山将平・絵


では、本の中身の話は一旦置いておいて、帰り道の話をしたいと思います。

私が帰る時も、会場内は混雑していて賑やかでした。
イベントは17時までなので、おそらく16時以降になるとかなり空いてくるのだろうと予想されます。

私は、午後14時半ごろに会場を出ました。
会場直後~1時間の混雑と比べればさほど混んでいないので、このぐらいの時間に行っても良いかもしれません。

※個人的には売り切れの可能性もあるので、前述のとおり、14時には着いた方が良いかと思います。

モノレールはかなり混んでいたので座れませんでしたが、早めに帰宅したので、降りた後はスムーズに帰れました。

私は1時間半ほど会場内にいましたが、トイレも混みますし、かなりブースによっては人が多すぎて歩きづらいです。

長居するとけっこう疲れるので、体力がない方は30分くらいで買い物をして、建物内の「タリーズ」で優雅にお茶しながら読むのも一興かと思います笑
※私は節約したいので帰りましたが、帰りに見たところ席は空いているようでした。


購入した本の紹介


〇文章でめし食って9年。 若林理央
〇私たちが「産まない」を選んだのは 若林理央

各500円で購入しやすい価格帯でした。
ライターとして活躍する彼女が、どのように稼げるようになったかの話等が書かれた本と、「産まない」選択をした女性たちを取材した話等が載った本です。
どちらも興味があるテーマだったので買わずにはいられませんでした。
※たまたま目に入って購入したものです。


〇六文無し 自殺未遂合同誌 

購入した本が合同誌であることに気づいたのは、買ってからでした!
twitterで探していたら話題のツイートとして表示されていたので、気になって購入しました。
重いテーマですが、Twitterで投稿されていたツイ主さんの一連の投稿と壮絶な境遇に惹かれて購入しました。価格は1000円です。


〇ゲームブック クトゥルフのいざない 杉本=ヨハネ・著 中山将平・絵

事前に見ていたカタログに載っていて、クトゥルフ神話に興味があったので購入しました。
元々ファンタジー好きなので神話の類も興味があったものの、ホラーが大の苦手なので、なかなか手が出せませんでした……
ゲームブックかつ、出展者が『初めてクトゥルフ神話に触れる人向け』と説明されていたので、この本を買いました。かなり分厚く約350P以上。挿絵や四コマも凝っているので、1500円でした。

……じつは最近周りの人たちがTRPGにハマっている人が増えていて、クトゥルフ神話が元のシナリオゲームのため、なかなか参加できず…これが読めれば参加しても大丈夫だろうと思い買いました。私もTRPGがやりたくて……笑


※FT書房様は、ゲームブック専門の出版社です。

真夏のような暑さでしたが、創作を頑張っている人たちを見ると元気が出ますね。

無料で入場できるうえに、A4が入るお洒落なトートバッグまで貰えたので、交通費がかかってもお釣りが来るぐらいの気分でした。

ぜひ、次回の文フリはみなさんも参加してみていただきたいです!
私も、また参加したいと思っていますが、もう少し自分の書きたいものが定まったら出展してみたいなと思いました。

それでは、読んでくださり、ありがとうございました!

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