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「食の風景・ザ・夏の朝ごはん」

ザ・ってカタカナで書くと、もうベストテンしか思い浮かばない。世代じゃないけれど。どちらかというと、「なるほどザ・ワールド」世代です。

それはさておき。

久しぶりに食の風景です。小説や書き下ろしエッセイに押されて、すっかり記事がたまってしまった。似たような朝ごはんだけど、少しずつ違う、間違い探しみたいな朝ご飯を載せちゃうよ。

真っ先に「どうしてサンタのマグカップ?クリスマスでもないのに」と気になったあなたへ。ずっと昔、誕生日に貰ったカップ。これまではクリスマスの時期にしか使わなかったけど、マイカップの底にひびが入りましてね、あ、他にもカップ持ってるなと。それで年中使う事にしたのです。この作家さんのイラストは元々好きで、と誰にアピールした事もなかったのですが、貰ったとき直ぐにわかりました。嬉しかったです。プレゼントって、渡す相手のイメージで選びませんか?自分は渡す相手のイメージとか、相手の好みで選びます。だから、多少なりとも、このカップを使っても良さそうなイメージあったのかなって。因みにプレゼントしてくれたのは、妹其の一ですよ。

あ。まただ。

食の風景ですってば。


この朝ごはんのポイントは、ズッキーニ。この時がシーズン初でした。輪切りにして、塩胡椒のソテーにするのが好きです。サクサク触感を残したレア焼き。美味しうまし。初物美味し。他に季節ものはとうもろこし。アボカドやキウイは南国から年中届けられますが、店頭で見ると矢張り旬がありますね。鮮度の良いもの、状態の良いものに巡り合えると、得した気分で買ってしまいます。

この朝ごはんの写真、実は夏のはじめ頃の写真でして、まだふじ食べている。今となっては懐かしい真ん丸赤いあの子・・・。いや、今は巨峰も桃も西瓜もある。シーズン中に奮発してマスカット一度くらい買いたいと願っております。待っててな~

気を取り直して。

お刺身コーナーにある、茹でわかめ。あれば必ず買い、毎朝食べたい食品です。昔からわかめとか昆布とか海苔が大好物です。自分の髪の毛は海藻じゃないのかと揶揄されそうな程食べてきました。乾燥わかめとは全く食感が違います。厚みも、季節によって違います。春に「初物」シールが付いて売られるようになると、一年で一番柔らかく、それでいてシャキシャキした触感が楽しめ、どこか初々しいんです。夏になると、全体的に緑が濃くなり、少しお兄さんになったわかめを食べるイメージです。弾力があって、力強い感じがします。立派な茎の方までざく切りで入っていて、これがまた歯応え抜群です。刺身わかめにはぽん酢をかけて食べるのがお勧めです。余計な事はしない。そのまま。ああでもたまに、ラーメンにどん、します。メンマと一緒にって、これもまた最高です。深夜にね、何てえ話をしてるんだい。

他にはミックス豆とレタスのサラダだとか、御馴染みのナッツと胡桃が載っております。最後に、本日のセンターは茹で卵です!箸で割っちゃうから黄味が多少散らばっていますね。写真映りのこと考えない黄味が好き。あいや、君が好きだ。

おまけにりんごジュースと紅茶を添えて、それでは今朝も、もりもり頂きます。

                    初夏の いちより

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