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HSP気質で泣いてた私に夫が言ってくれた素敵な喩え「透明な心」の話


こんにちは、空乃です。
またラノベかな?という長々としたタイトルですが(ラノベに失礼)
私は文章を短くまとめるのが苦手なようです。あれもこれも誤解ないやつに書きたあと思ってると文章を長く書いてしまう…

これはHSPさんのあるあると聞いたことがありますが、今回はそんな気質の話です。

当時私も夫もHSPという概念を知りませんでしたが、
この話がHSPさんにとっても、
そうではないけど、傷つきやすい人にとっても、

とても素敵だ考えだと思ったので簡単な絵をつけて書かせていただきました。

▷はじめに


私はとても傷つきやすいです。

豆腐も敵わない、素人が作ったトランプタワーも敵わないくらいすぐメンタルは崩れます。

他の人が怒られているのを見たり
一緒の空間にいるだけで怖くて泣きたくなりますし、

悲しいニュースを見ただけでこれもまた泣きたくなりますし、

人との会話ではその人の
言葉だけでなく 声のトーンや  視線

いろんなことにアンテナ貼って反省会して傷ついたり
深読みし過ぎて嫌われたと思ってしまいます。

そうやって勝手に気にして勝手に傷つき、

周りに心配をかけて迷惑をかける自分が大嫌いで、

親に「気にしすぎ」と言われるのも分かっていても辛かったです。

わかっているからこそ、こんな「他の人は気にしないことで勝手に傷ついてばかり。そんな私は生きるのなんて向いてない。夫くんに申し訳ない」と思って泣いていました。

そんな私に夫が言ってくれたことがあります。


「俺はねなんとなくね、こう…喩えるなら…人はその人その人で青とか赤とか心の色決まってることが多いけど妻ちゃんの心の色が透明なんだと思う。

透明だからこそ純粋に人の心配をするし優しくできるし誰にでも誠実なんだと思う。

でも、透明だからこそ、両親や人生の不安があると
水に絵の具を入れたように色がつけられて一気に広まってしまって辛くなる。

その人に対して悪い感情や嫌な感情、怒り、そういうのを感じるのはとても自然なことなんだけど、

妻ちゃんは透明だからこそ、いつもより透明じゃない自分のこころを許せなかったり不安になって辛くなるんだと思う

でも、妻ちゃん色のついたの心を時間と共にまた透明に戻すことができるんだよ。

そして、俺は妻ちゃんが透明な時もそうでない時も楽しいし可愛いと思うし一緒にいたいと思うんだ。

妻ちゃんが子供のようにニッコニッコしながら何かアニメ観てたり、30秒のCMで泣いちゃったり、素直に甘えてくれたり、必死に人の相談に乗るために調べ物したり、ハンターハンターやジョジョネタで2人で盛り上がったり、相席食堂形式でカイジ見て倒れ込むくらい爆笑したり(ん?)

そういう全力で楽しんで沢山いろんなものに感動して他人を心から心配したり優しくできる妻ちゃんのそういう純粋さや透明な心に触れると、俺の心も透明になっていく気がするの。

そういうところが大好きで、それを感じるたびに可愛いな大好きだよ愛してるよって思うんだよ。」と。

私は途中面白いこと言ってたなと思いつつも感動して「なんでそんなずでぎなごどいっでぐれるのー!ありがどー!ごぢらごぞよー!」(訳なんでそんな素敵なこと言ってくれるの?ありがとう。こちらこそよ。)と叫びながら聞く前より更にボロ泣きしました。それはもう脱水症状になるんかってくらい。水コップ2杯飲みました。

▶︎その後

そして、その後HSPのことを知った時、夫のこの話のことを思い浮かべ本当にぴったりな言葉だと思いました。

それから沢山笑った幸せな日も、人の言葉に傷ついて悲しい日も、どんな日でも自分の心のなかでキラキラと輝いてくれる宝物になっています。

皆さんがもし「気にしすぎて生きるの向いてない」と思った時があったら「透明だからすぐ苦しくなるけど、その分また透明に戻る。大丈夫。」と言い聞かせてみたら少しだけほんの少しだけ心が軽くお手伝いをできたら嬉しいです。


HSPについて主治医やカウンセラーさんが言ってくれたこともまだありますが、それはまたの機会にしようと思います。

▷余談

私は繊細さんは傷つくことは多いけど、人を故意に傷つけることは少ないと思っています。実はそのことを繊細さんは忘れがちになっちゃいますがとても素敵なことだと思っています。

自分にそう褒めてあげられるかと言われたら難しいですが…私も自分を褒めるのは苦手分野なので、自分でそう受け取れない人も、徐々にでいいと思います。一緒に人からの褒め言葉を「ま、自分のこの短所と思ってるところを長所と思ってくれる人も存在するという事実だけこは認めてあげてもいいわよ!」と自分にツンデレかませるくらいになっていけたらいいなと思います。(どこまでも自分を素直に誉められない。)

ここまで読んでくださりありがとうございました。今回もとっても長文になってしまいましたがお付き合いしてくださった方お疲れ様です☺️

▶︎最後に

私は自分が回復できたのは私自身もたしかに色々やりましたが、家を出られる年齢であったこと、それをサポートしてくれる人がいたことが大きな要因だと思っています。だから、まだ学生さんだったり、すぐに環境を変えられない事情、地域柄、今のこの外に出らの自体難しい時期、沢山の様々な事情を抱えた人に、「こうすれば良くなるから教えるね!」という立場にはなれません。だからこそ、辛い時間を少しだけ紛らわしたり、今病んでる人じゃなくても、暇つぶし程度に読めるものを書けていけたらいいなと思います☺️☺️

よろしくお願いします


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