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生き方の選択肢2【起業まであと約5年】

女だと、っていう視点の他にもう一つ「どの立場の人間になるか」というのも、大まかに2、3パターンだなと思った。

言ってしまえば、
1,一番偉い人になって好きなことを苦しみながらやる
か、
2,それ以外になってリスクは低いが安定はある
(3,フリーランス)

30代に入って、そろそろどちらかに決めなければならないんだと思った。

自分が上に立つ、または独立してやりたいことをやるのか(リスク大)
組織に属して求められたことにこたえ続けるのか。

今小さい会社で社長の思考や焦りに直に触れることが多くなり、もしかしたら「経営者」としての目線を少しながら取得してしまったのかもしれない、と思った。

同時に社長以外の人間の考えていることも時折耳に入ってくる。

みんな「自分が正しい」という前提で
「自分」の権利や安全を主張する。当たり前と言えば当たり前だけど。

でもそれって「サラリーマンならではの思考なんだな」と思うことが圧倒的に増えた。

人が2人いれば正義が違う。サボっても結果良ければいい、という人もいるし、サボる、こと自体を悪とみなす人だっている。

小さな会社に属しているとつくづく、会社というのは独立国家、社長の城なんだなと思う。法その他のルールがあれど、社長が右と言えば右。
でもそれは国が違えば法律が違うのと同じことで、それ自体はそういうもんなのだと思う。
会社もそれぞれに正義がある。

それなのにみんな自分だけが正しい、と思ってしまう不思議。

みんな会社を、完璧なものだと思っている。
すべて整っていて、というよりも労働環境を整えるのが当然で、お金もたくさんストックしてあって、自分の努力を誰かが適切に評価してもらえるはずで、それに見合った給料が手に入る。

でもそれもこれも、誰かが一生懸命整えていて、その当たり前を実現するために利益にもならない労力と多大なコストがかかっている。

ということを人事労務に関わって身を持って知った。

なんで人は「人」と思えるのに、会社は「人」が作っている、という感覚を得られないのだろうか。人間のふしぎ。


話が若干ずれてしまったけど、要するに
会社には会社の理想やルール、価値観があるのだから、それはイコール自分、ではなくて、当然違う。
だから「会社に文句を言う」という行為にとても違和感を覚えてしまうのだ。

嫌なら自分で自分の城を築くしかない。
それができなければ我慢して従う。

自分の給与を上げる方法は①勉強する②仕事する だけだと思っていたから、会社に文句を言う、条件の交渉をする、という概念を初めて知ってある意味新鮮だった。
それと前職営業はある程度数字の目標が設定されていて、売上に対する責任というのがあった。時間、というより売り上げがベースの考え方だったので、「残業代が支払われていない」とかで不満をもらすということの、感覚がなかった。

自分も今パート事務になって、時間単位の労働になったことに最初なんとなく慣れなかった。会社にとっては時間単位の課金なので、働いているこっちも時間当たりの自分の生産量とかが気になっている。それは自体は悪いことではなさそうではある。最近やっと慣れてきた。自分なりの線引きができるようになった気がする。

時間も仕事量もポジションも制限がかかって、さらに労働に関する業務について、仕事をすることそのものについて考えることが増えた、

起業まであと約5年、
です。

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