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ストックフォトで写真販売を始めた話

写真を販売するために、ストックフォトサービスにクリエイターとして登録した。

ストックフォトとは、写真やイラストなどの素材サイトである。写真の場合は、あらかじめいろいろなシチュエーションで撮影された画像素材を、利用者が必要に応じて購入し使用する。ブログやWebサイト、広告やポスターなど様々な場面で利用されることが多い。日常で目に触れるものに使われている写真がストックフォトで販売されている素材だったということも多くある。この記事のサムネイルで使っている写真も、ストックフォトサイトで購入したものである。

ストックフォトサービスは、ブログなどでよく素材を使用するので、利用者として利用している。今回素材を販売するにあたり、利用していた写真ACPIXTAAdobe Stockにそのままクリエイターとして登録をした。

クリエイターとして登録した理由は3つある。1つは、α7Ⅲを買ってからもっとカメラにふさわしい腕前になりたくなったから。2つ目は、不労所得を得ること。3つ目は、これまで撮り溜めた写真を有効活用してみようと思ったから。

カメラにふさわしい腕前になりたい

たとえフルサイズのα7Ⅲを買ったからって、使いこなせなければいい写真を撮れるとは限らない。もっとカメラを使いこなして、カメラにふさわしい腕前になりたいと強く思うようになった。

ストックフォトサービスで素材を販売するには、露出や構図、ピントなどの技術的な問題や知的財産権・著作権を侵害していないかなどの厳しい審査を通り抜けないといけない。厳しい審査に通る写真を撮ることで、よりスキルアップができるのではないかと思っている。

ストックフォトで不労所得を得る

無事に審査を通過して素材を販売できることになっても、すぐに売れるとは限らない。似たような画像はなかなか売れないし、もっと腕前のいい人たちはたくさんいる。

それでも、塵も積もればで販売さえしていれば収益にはなる。もちろんたった10枚や20枚の投稿枚数では売れても微々たる価格にしかならないので、日々写真を撮ってはアップしている。

これまで撮り溜めた写真を有効活用してみる

これまで撮った写真は1万枚以上に登る。その大半はブログとSNSにアップするだけなので、日の目を見るのはごくわずかな枚数しかない。ほとんどの写真がAdobe Lightroomに保存されたままになっている。そこで、この埋もれた写真たちを救い出して、ストックフォトとして利用してみることにした。

山梨の深城ダム

登録しているジャンルは幅広いほうが使われる確率も高くなる。登録枚数は多いほど売り上げも上がる。特に写真ACは審査基準がゆるゆるなので、禁止事項に触れていたりよほど審査基準に満たないようなピンボケの白飛び黒飛び写真でなければ通ることが多い。

過去に使っていたカメラは、PanasonicのLUMIX DMC-GM-1とSONYのDSC-RX100M5A、α5000の3台。いずれもAPS-C機なので、フルサイズ機と比べるとどうなんだろうと思いながら改めてAdobe Lightroomでちゃんと現像してみると、イマイチだと思っていた写真たちがみるみるうちに蘇ってきた。そうして復活を遂げた写真たちを写真ACに登録してみたら、現在審査待ちのものも含めるとなんと500枚を超えた。

長野の諏訪湖

中にはうっかり肖像権や知的財産権に当たるものが写ってしまっている写真をアップしてしまって審査で落とされたものが何枚かあるのだけど、ほとんどの写真が審査をクリアしている。

登録してからこれまでの変化とこれから

ストックフォトにクリエイターとして登録してからは、暇さえあればカメラを持ち歩き、ストックフォトによさそうな被写体を探している。よさそうな被写体を見つけたら構図を考えながら適正な露出に合わせ、水平を保ち、何枚も何枚も写真を撮っている。それでも、まだまだ構図がおかしかったりピンボケ写真は増産するし、適正な露出だと思ってもあとで現像ソフトで修正してばかりしている。

土手にいた猫

ただ、歩いていても何気なくそこにあるものが素材になるかもしれないと思うと景色の見え方が変わってきた。雨が降っていても、あえて雨の日に写真を撮ることで誰かの役に立てるかもしれないと思うと苦にならない。
まだ今は花や景色、風景がメインだけど、いずれは物撮りやポートレート撮影にも挑戦してみたいと思っている。

ドライフラワー撮ってみた

売り上げの方は、かろうじて写真ACでダウンロードされてはいるが、単価が低いので微々たるものである。これから質の高い素材の登録数が増えてきてから、目に見えて成果が上がっていくのだろうと思う。

最後に宣伝

最後にわたしが撮影した作品の販売ページを宣伝しておく。Adobe Stockについては審査が厳しいと聞いて躊躇していた。最近になってようやく意を決し、厳選した写真を登録したばかりなのでまだ審査中。落とされる作品が少ないことを祈るばかり。

PIXTA
https://creator.pixta.jp/@prof205164/photos
写真AC
https://www.photo-ac.com/profile/25109457





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