気になった記事『8050問題』
先日、目に留まった8050問題についての記事の抜粋です。
なるほどなと考えさせられます🥺
正に、うちの兄と両親も同じだなあと
感じました。
戦中・戦後を生き抜いた親世代は、いい学校を出て、いい会社に就職して、安定的な収入を得るのが幸せな生き方だと思っている。特に高度成長期、そういうライフモデルを築くのは可能だった。でもバブル崩壊後の就職氷河期を経験した子世代には、非正規雇用やアルバイトで生きていかざるをえなかった人が大勢いるわけです。
就職できたと思ったらブラック企業だった、とか。親側の成功体験を押しつけられても、「じゃあこの時代を生きてみれば?」という気持ちになりますよ。
親は「自分は努力してこの人生を手に入れた」と思っているから、「なんでできないんだ。努力が足りないんじゃないか」と責めてしまう。さんざん頑張ってきた結果、社会に傷つき、人が怖くなって安心安全な自宅にこもっているのに、家族からも責められたら、ひきこもりは長期化します。
家族の反応に言葉でうまく表現できず、暴力に向かってしまう人も。責めれば責めるほど、心が離れていくと考えていただいていいと思います。
ひきこもらざるをえなかった思いが親の理解を得られずにきた場合、世の中に味方はゼロ。完全に孤立しているわけです。親も敵、まわりも敵だから、辛うじて生き延びてきた生存領域を脅かされ、自分が外に出される脅威を感じて怖くなる。それで鍵をかけたり、大声を出したり、暴れてしまったりするわけです。
同じように引きこもりの家族を抱えている方、手遅れにならないうちに、歩み寄り、
話し合い、解決へ向かうことを祈ります。
宜しければサポートお願いします。 歯列矯正の再治療先を見つける為の交通費に充てさせて頂きたいと思います。