解放そら

詩を書きたくって。なんとなく、自分の中身を出して楽になりたい。

解放そら

詩を書きたくって。なんとなく、自分の中身を出して楽になりたい。

最近の記事

あなたのいない世界を生きる

貴方が死んでから 私はずっと探してる 私の気持ちただ受け止めてくれる人を 私と同じ気持ち抱いてる人を ずっと探してる 出会うたびに 期待するたびに また違うなって 胸がモヤモヤ 今日も必死に押し込めて生きてる そしたら 頭がぼんやりして  雨が降ってたことに気づかなかったり 私の気持ち100%引き出してくれる モヤモヤした気持ち 吐き出して 一緒に泣いたり 怒ったり ただ一緒に感じてくれる人 未来のことなんて 今はただどうでも良くって この苦しみを 分かち合ってくれる人探

    • さんぽ

      木漏れ日の落ちてくる 昼下り わたし 一人で歩いてる 誇らしくも 少し悲しくて ぶらりぶらりと両手をふった 手の中に隠した 悲しい過去も 大抵の人にはみえてないし 笑顔振りまいて遊んでる子も うちの子と大差ない 道の端に流れる 誰かの洗車したあと せせらぎがキラキラして そこだけ涼やか 厚着した人 パステルカラー 色んな人が入り混じって ただこの季節を喜んでる 2023/03/11 sora

      • カメラ

        ズームでばっかりみてるけど、 ねえ、私のこと引きでみてよ もっともっと遠くから 私のこと眺めて 台本の渡されない 一発撮り リテイクしてるつもりだけど 全部取られてる 自分で流す作中曲 今日はサーフブンガク 明日はサディスティク 選んでこの気持ち観客に伝えてる 黄昏の電車シーン 毎日あるから特別でもない 切り取ったらきっとおしゃれ 偶にある挫折シーン あなたが思うより結構壮絶 転調なんて私次第 クライマックスなんていつ来るかしらない 予告編とか見てみたい きっとそれは

        • 一日好きに過ごせばいいよ

          スネアの心地よい音 流れる景色はあたたかそう カーディガンにコートとマフラー 厚着しすぎた私はちょっと浮いてる 2月の末の昼下り やりたいことかもわからないけど 本で読んだからやってみようって 思慮が浅いのか 行動力があるのか わかってる風に装って この街を闊歩  かっこいいヒールはないから 安物のスニカー 足元見られるからって また母が怒ってる 踏み出した一歩 代償は大きくて 私は後ろに転がった 1小節の音楽だって 創造の起爆剤 私は偉大なアーティスト 眠い目擦ってミミ

        あなたのいない世界を生きる

          見送り

          ハグしなかった そしたら問い詰められて 私の気づかないことに きづく目ざとい1/3の私 自分でもわからないけど 囚われたくないのかな 対話する気もない私と いつまでもわかりあえない父 同じテーブルに座ると 始まる泥沼のチキンレース ずたずたになってうずくまることは目に見えている 幼子のようなソレと対峙することの愚かさよ いつまでもそれから逃れようとしない母 私たちを巻き添えに 沈みゆく家族という船よ 機能不全家族 私達はそういう名前だって 風の強い日に生きができなくなっ

          気持ち

          中と外 知りもしない人 決めつけられた外 私も知らない中 貴方はシッテル中 値踏みするような目 私をシッテル口 貴方の顔についてる 前しか見えないベール 空想を超えない経験則 共感という狂気 2023/02/22

          風が吹いて私は耐え忍ぶ じっとその場に固まって どうやって息をしようか 冷静に自分をおちつけて あとどれぐらい続くのか これからもっと強く吹くのか 私は耐えられるだろうか なんてことばかり どんどん膨れ上がって 風が私の背中を押す 前からやってきたあの子は 自電車漕ぎながら 笑顔で叫んで 向かい風切って遊んでる ズンズン進んでいくもんだから いつの間にかすれ違ってた あの子の背中にも風が吹く 横切っていたおじさんは いつもの通り 何処かへせかせか歩いていって 風なんか あ

          死の淵で

          そんなちっぽけなことに囚われ病むなら もっと働いてみろ 考える暇があるから 弱いのだ  家族を持ち 子をなし  毎日脇芽も振らず 働けば  そんなことを言わなくなるだろう 貴方はいつも冷ややかに そうのたまっているけれど そういう貴方は いつの日か 白いベットで 何を思う? 見えない恐怖に脇芽も振らず 家に帰ろうと躍起になるの? それともそっぽを向いていた 私の問いに答えを出すのか 年老いてか 若くして 貴方は恐怖と向き合って どんな気持ちになるのだろう ねぇ ね

          死の淵で

          船出

          六畳一間のこの船で 私は人生の海に出る 誰かの期待が私の体に流れている 背中に乗る親は幸か不幸か 積み重ねた時間は思い出になって そこから意味のあるものだけ拾い上げる いつしか船は重たくなった ここを出れば何が待っている? 私の気持ちにはどこに向かって羽ばたいていくの? 傷つけられることに慣れすぎて 何も感じないふりしたら 幾重にも重なったかさぶたが 私の心を握りつぶす 答えの出ない問いかけに 聞こえてくるのは外野の洗脳 正しい答え探し求めて

          長所も短所も

          無理な期待も 肩肘張った虚勢も 全部捨ててしまって ちょっとだめなところも大事に愛してあげる ダメだダメだよりも そんなところもかわいいなって まるで恋人みたいに 自分に恋してみる 失敗もおっちょこちょいにかえて 柔らかく大事に抱きしめて そうしたらきっと もっといきやすいよね 2022/10/28 SORA

          長所も短所も

          あっ

          未来も過去も現在も 全部 私の繰り返し 今 この一瞬の つみかさね 折り重なった無数の私が 形をなすのが私 未来を思って 不安のバケツをかぶり 過去を思って 私のせいじゃないと自らを罰し それも今日でおしまい 私の人生を歩むなら 後始末は自分でやる あなたの人生も気にしない 2022/10/20 sora

          向き合った先

          私は、戦い続けてボロボロになって。 あなたは、別の世界へ行って声も届かない。 交わらない感覚に悲しみにが募る。 全く違っても対峙してるものは同じ 私はこっそり涙を流した 耳鳴りは始まりの合図 感情の波におひさまを一つ 見上げた星の瞬き 光の苦労を労う 気まずい沈黙と暗闇の間 足先だけ使った海は途方もなく深くて身じろぐ 気づかないふりをし続けても 正直な体 芳しくない心はまばたきを繰り返す。 2022/10/02 sora

          向き合った先

          あふれる

          箱を開けた こわごわと少し勝手に開いた 知らぬうちに流れる 涙 殴られるような心のいたみ 終わりのない鼻水で息はできない 恐怖が隣にやってくる ガムシャラに見えないように 箱を無視して突き進む そのうちヘロヘロになって 私は風で息ができない 恐怖はいつでもやってくる 悲しみにどっぷり浸かる 悲しみの海を深く深く 見えなくなるほど深く その先に何があるのが 私はこの海を忘れてしまうのか 夢想した先の恐怖 それが怖くてさざ波からじりじり一人後ずさる ただ共にある それが怖く

          あふれる

          止まれ

          あなたはどこにいる 一年たった今でも まだよくわからない わたしのなかにいる? お空にいる? それともどこかこの世界に? 自然の中にあなたを探して 見つけられなくて虚しくて 私のエゴを押し付けて 嫌われるのはもっと辛い 迷子になる思考は絡まって絡まって コップのフチに貯まるおもいは今にも溢れそう 吹きつける風に身を縮めて 色んな当たり前が 当たり前じゃなくなる 世界は反転して ぐるっとまわって突き刺さる 究極の自己愛が行き着く先は 叩いても叩いても 起き上がってくる私

          ダンボール箱

          おしゃれな照明 色々考えて選んたけど 結局何も変わらない ぼんやりした何かを求めてたのに 煌々と照らされる なにか違うなの繰り返し 1年経っても 2年経っても 私はあの診察室から動かない 不意に痛む体 踏切みたいな私 バラバラになってくっついて まだ不揃いな爆弾みたいに 引きづられたら楽なのか 必死に抵抗し続ける 毎日疲れてるみたい しっくりこない私の部屋 誰かの為のエゴ 嫌われたくないのが 転ばぬ先の杖 意味深な言葉も自分を守るだけ 見たくもない過去は 自己嫌悪の

          ダンボール箱

          おしえてアドラー

          誰かと話して、傷ついて 自分の殻にこもっていやになる 外は怖い世界だと ルールを決めて立ち入らない 狭い世界に住んでいれば 心地よくて虚しくて どーしょうもなく 自分が嫌になる 一歩踏み出して みんなそんなに悪くないって 思えたらいいなぁ 自分を好きになって 他人に貢献して みんなを信頼する 3つの相互作用 2022/08/25 sora

          おしえてアドラー