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20240427 通院メモ 職場での定期的な面談でどのようなことを話せばいいのかという問題

今日は、診察+リハビリ。
リハビリは、集団認知行動療法で、7コラム法での認知再構成を行うもの。
テーマを出した人は、自分と同じく双極性障害で現在休職中の方。
休職して8ヶ月目だそうだ。

テーマの中でのお話を聞いていると、自分の状態とかぶるところがいくらかあり、自分も休職中にこういうことで苦しんでいたよなぁということを思い出した。
と、同時に再発しないためにどういう認知を持っていけばいいのか、もしくはストレスと感じるような思考が上がってきた時に、どのように適応敵視高を出せばいいのかというのを思い出す。
そして、再確認したのは、我流になると回復が遅れたり、深みにはまりやすくなったりするということだった。

自分も休職中、振り返りを話していく中で、リハビリの先生から
「感覚で対応しようとしたり、我流になってしまっています。」
と指摘されることが多々あった。
そうしたことを言われる間というのは、なかなか状況が安定しなかったのだ。
どこかで言われる通りに取り組むことが必要で、その踏ん切りがつくと自分を結構受け入れられるのだ。
自分で自分のことをイヤだと思うところも、受け入れられるようになる。
また、特性についての理解も増えることから、どんな工夫をすれば良いかという前向きな思考にもなることが出来る。
そこに行き着かないと、本当に安定しない。

今日のリハビリでテーマを出された方は、まだその段階に達していないんだなぁというのを感じた。
まだ、時間がかかりそう。
おそらく、これからのリハビリでの集団認知行動療法の中で、人との違いや回復の速い人の姿勢や考え方、どのような意識で行動しているかというところから、修正するところを見つけられると思う。
そうした学びがあるのが、集団認知行動療法の強みでもある。

診察では、先日職場の上司と面談を行ったことの報告をした。
その際に、どんどんと何でも全部はなす必要があるとのアドバイスを受けた。
言い方としては、相談ベースで伝えていくようにして、判断を管理職にさせていくということを促す。
何でも話すというのは、「伝えられていなかったから配慮も対処も出来なかった」という言い訳をさせない様にするためのモノでもあるとのことだった。
合理的配慮を求め、実際の職場で起こっている諸問題を共有していなければ、「本人の問題」になってしまう。
しかし、全部話していれば、それは職場の問題であり、管理職の問題になる。
悪い言い方をすれば、今後体調が悪くなり、再発するような状況に陥ったときに、責任が職場や管理職にあるということを明確にするための証拠作りをするのだということだ。

そして、医師からは
「障害者が働きやすい職場というのは、どんな人にとっても働きやすい職場ということなのだから、より良い職場作りに向かうための必要な意見を伝えるのが面談という場になる。そう思って、どんどんと発信する方が良いのだ。法律と我々医師が診方になる状況なのだから、何も心配する必要がない。すべて話すことで、不都合なことが起こるのならば、それは法律違反であり、許されるものでもない。法に則ってより良い社会を作るスタートラインでもあるのだから、大丈夫ですよ。」
と、暖かい励ましの言葉もいただいた。
ちょっと、心が晴れた所でもある。
さらに、
「たとえ管理職が、『そんな状態ならば、仕事を休まれてはどうか』などと言うことは、本来職場の環境整備義務があることに取り組んでいないわけで、これも許されるものではない。心配しなくて良い。そういうことを言うのならば、それは管理職の人格の問題になる。」
と、問題点も整理してくれた。

ここのところ、仕事に関してはかなり絶望感やどうでもいいといったマイナスな思考が強かった。
しかし、「職場だけ」という狭い範囲ではなく、広い範囲で見ればいいことに気付けたのは、今日診察を受けて良かったなぁと思ったところでもある。

少し気分が晴れて、心が軽くなった。
有り難い限りである。

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