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20210807 通院メモ 自分でコントロールできない問題について

今日は、集団認知行動療法の日。
土曜日ということもあって、既にリハビリは卒業しているが仕事が休みの土曜日に集団認知行動療法に参加する復職している人が多く居る。

今日のグループワークで同じグループになった人は、自分が7年前に双極性障害で一度クリニックにお世話になっていたときに、同時期に休職してリハビリに参加しておられた方。
この方は、ほぼ毎週土曜日にクリニックのリハビリに参加し、自分の状態をチェックしたり、何回かに一度はグループワークのテーマを出されて、自分の状態を確認されている。
その方が、グループワークで7コラム法のテーマを出された。

内容は、会社で勤められている中での状況によって生じた自動思考やストレスについてまとめられているものだった。
どちらかというと、会社の問題や他人の問題についてストレスを感じている。
そして、本人も自分の問題と周囲の問題に違いはあるというのも自覚はしているが、テーマとして出してみて色々な人の意見を聞いてみたいという目的があって、テーマ出しをされた。

特に、内容として印象に残っているのは、課題が自分が既に関わることの出来ない問題だったり、コントロールできない問題に対してのストレス。
気分の項目では、怒りや不安といったものが上がってきている。

こうしたことは、仕事をしているとよく直面する問題でもあって、復職された方がテーマとして出してくれることで、自分も含めて復職した際に直面するであろう問題というのも気付くことが出来る。
とてもありがたいテーマでもあった。
自分の問題と仕事・職場の問題、他人の問題という3つを上手く分類し、それぞれの問題点についてどんな自動思考が働いているのかを確認していくことで、その方のストレスの度合いはかなり小さくなっていった。

7年前に同じようにクリニックでリハビリを受けていた人が、今も継続的に生活を維持され、そして仕事では重要な役割を担うところまでになっている。
自分は、またこのクリニックで休職してリハビリを受ける状態になってしまっている。
この違いは、何だろうというのも有ったりするのだが、マイナス思考になりそうなのでそれ以上は考えないでおこうと思う。
その方は、継続してモニタリングが出来ているというのは、間違いない。

今後、生きていく限り双極性障害と付き合うわけで、長いスパンで継続できるだけのものを身につけないといけないというのは、再発しないでやってこれているその方を見れば、自ずとわかるものだったりする。

こうしたことを感じられるというのが、復職者も参加できる場を設定しているクリニックの良いところでもあるのだろう。

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