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20210313 通院メモ グループワークから復職間際の人の軽躁状態を読み取ることに

今日は、午前中のリハビリ通院。
プログラムの内容は、グループワーク。
自分が居たグループでは、来週から復職という方がリハビリ出勤をしている中で起こったことについて、認知再構成法(7コラム法)でアウトプットしたものをテーマとして扱った。

そのテーマを見ていると、復職間際と言うこともあるのだろうか、軽躁状態になっておられるのが見て取れた。
それは、どこから来るかというと、アウトプットして書き出したものの自動思考が、すごく他責傾向にあったから。

約1年前くらいに、こういう通院メモを残していた。

しかし、ここに記した内容とは違う他責の出方をしていて、そうした他責になる癖というのは、自分にも持ち合わせているものだった。

特徴を書き出すと、上司が自分に向かって発言するときの言い方が気に食わず、イライラしてしまう様な状況。
自動思考としては、
「その言い方は、上司としておかしいんじゃないの?」
「その言い方は、これから復職するという人間に対して配慮が足らないのではないか?」
「具体的なことを言ってもらわないとわからない。」
「上司なら、こちらの考えを理解して当たり前だろう。」
などなど。
相手に対しての強い「すべき思考」が特徴としてある。
「すべき思考」による他責というのは、相手をコントロールしたいというどうしようもない欲求が出てきている状態でもある。
これは、ストレスがたまりやすくなって当たり前だと言うことも見えてくる。

よくよく話を聞いていくと、テーマを出された方はこの上司と折り合いが悪く、自分からは仕事での報告などを除いては距離を取っているとのこと。
積極的にコミュニケーションを取りたくないと言われていた。

自分にも、そういう上司との関係になったことがあったことを思い出した。
2年間という短い期間ではあったが、自分もストレスがものすごくたまり、身体不調がとても起きやすい状況で、大事な仕事の期間に体調を崩して休んだり、仕事が追いつかなくなって信用されない状況というのが生じていた。
自分では一所懸命に仕事に取り組んでいるが、そのことについては理解されず、目に見える失敗について指摘をされることが続くというような状況になった。
自分も、そのときの上司とあまり話をしようとすることもなく、また上司は上司でお気に入りの人としか話をしないというような態度を取っていた(同じ職場の同僚の半数はそのように話をしていた)こともあり、自分との関係はあまりうまくいっていなかった。

このような状況では、ますます他責が強くなり、他責が強くなると言うことはヒートアップしている状態なので躁の状態も跳ね上がってしまう。
自分の場合、その反動が自分のストレスを受けたときの性質としてある身体不調として出ていたのだろう。

そんなことを冷静に見つめ直すことになるテーマだった。

適応的思考の意見として自分が発言したのは、
「相手をコントローすることはできないのだから、自分が何か方法を変えることを見つける。」
と言うことだった。
それは、そっくりそのまま自分にも言うことができる。

自分のことを受け入れてくれたり、大きく理解をしてくれる人ばかりではない。
そんな人とも仕事はしていかないといけない。
合わない人だって居る。
そうしたときのコミュニケーションの取り方をどうするか、スキルを身につけていく必要がある。

そんな課題が見えてきた。

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