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20210221 デジカメの画像やフィルムをデジタル化した画像をインクジェットプリンタでプリントしてみると・・・

最近は、フィルムで撮影したものをプリントすることが滅多になくなった。
昔は、同時プリントが当たり前だったので、フィルムで撮影したものは基本的にプリントが手元に残るのが当たり前だった。
そのプリントした写真をアルバムなどに貼り付けて、残しておく。
写真屋さんもフィルムの同時プリントを頼むと、ポケットアルバムをおまけでつけてくれるのが当たり前だった。
なんせ、同時プリント0円というのが普通の時代だったから。
そんな中でも1枚に20円なり値段を掲げているお店というのは、やっぱりプリントに自信があって、そのできもすごく良かった。

そんな文化も過去の話。
今や同時プリントの値段は高いし、プリントの色味は変だしという店がほとんどになってしまった。
というか、そういうお店にしか出会っていない。
だから、最近フィルムで撮影したものは、残念ながら今の自分の財力ではプリントすることが難しい。
せめて、楽しむためにスキャンをしてもらうようにしている。
それでも、やっぱり下手なところは下手。
ホコリがたくさん入っていることも。
結局、自分でスキャンをすることもある。

さて、そうしてデジタルのデータとなった画像をインクジェットプリンタでプリントアウトして飾ることをするようになった。
なんだか、YouTubeで見ていると、今や写真館でも撮影したものをインクジェットプリンタでプリントアウトして、それを額に入れてお客さんに渡しているところもある。
てっきり写真屋さんは、撮影はデジカメであったとしてもプリントは印画紙に焼き付けているものだとばっかり思っていたので、ものすごく違和感を感じた。

なんだ、もうプロの世界でも素人が買えるような機材で仕事をするんだ。
そんな風に感じた次第。
ただし、やっぱりプロはプロ。
撮影に関しては、やっぱりノウハウがある。
その辺が、「ちょっと写真が好きです」とか「カメラが好きです」というような趣味で遊んでいる人との違い。
いや、ハイアマチュアの人などは、ものすごくこだわっているのだろうな。
自分の場合、そこまでこだわることはない。
こだわれるだけの財力もない。
どちらかというと、いろいろなカメラをとっかえひっかえして遊ぶのを楽しんでいる方の人間。
まあ、そんな人と比べても仕方がないけど。

話がそれてしまった。
ひとまず、自分の部屋のコルクボードに気に入った画像をプリントして、貼り付けるようになった。
そうすれば、いつでも見ることができる。
いちいちMacのモニタの前に座らずとも、そのコルクボードの前を通る度に見ることができる。

コルクボードがそんなに大きくないので、プリントアウトするのは基本的にL判のインクジェット用写真用紙。
そこで、妙なことに気付く。
フィルムをデジタルデータ化した画像とデジカメの画像だと、フィルムはフィルムの写真っぽくなる。
デジカメの画像はそうならない。
これって、当たり前?
ちょっと???がたくさん浮かぶ。
L判くらいの大きさだと、画素数の大きいデジカメのデータは当然表現しきれないのだろう。
かえって、200万画素や600万画素程度でスキャンされているフィルムのデータの方が、インクジェットプリンタとの相性が良いのかもしれない。

これが、大きな用紙になってきたら、当然変わるのだろうな。
そんなことも試してみたくなって、A4サイズの写真用紙も買ってみた。
まだ、プリントアウトはしていないけれど。

カメラで撮影したものは、色々と楽しみの広がりがあるんだなぁ。
これまでは、カメラを使うことだけが楽しかったけれど、ちょっと違う方向の楽しみも出てきたかもしれない。

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