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20210908 通院メモ どうやって健康を維持するのか・・・残業をすることの影響

今日は、午後のリハビリで7コラム。
テーマ出しを行った。
以前から書いては納得のいかない状態になっていた7コラム。
しかし、今日はそれなりに自分で深掘りが出来た状態だったので、集団認知行動療法のグループワークでテーマとして扱ってもらうことにした。

テーマは「残業」

休職3ヶ月くらい前の出来事を書いていった。
初めての仕事をして行く中で、あれだけ避けていた残業をし続ける状態が続いていた。
そんな中、同僚との打ち合わせを行うスケジュールが入っていたのだけれど、その同僚の仕事でトラブルが発生し、打ち合わせを始めるタイミングが勤務時間が終わってからになってしまった。

これに関しては、仕方がないことだし、自分も仕事上のトラブルで勤務時間内に終わりきらないこともあるから、お互い様という感じでイライラした気分の度合いは下がった。
しかしながら、自動思考を深掘りしていくと、「イライラ」という気分の根底には、「また、体調を崩して休職してしまったらどうしよう」という、とても大きな「不安」が隠れていたのが見えてきた。

残業に関しては、1度目の休職をしてからどんなに遅くても19時を目処に終了することを決めていたし、実際にそのように仕事をしていた。
しかしながら、休職をすることになった2019年度は、「残業をしない」という事を通そうと思っても出来ないくらいの仕事量だった。
しかも、初めての仕事の内容。
1年間同じ職場で働いていても、こんなに仕事量があるとは見えていなかった。

今日のグループワークでは、人間関係を優先すると残業をして打ち合わせをするしか無いという意見が当初たくさん出た。
しかし、その様子を見ていたリハビリの先生が、
「それをし続けたことで、休職につながっているとしたら、どう考えますか?ここにおられる方は、自分の健康の優先順位を仕事の次にしてしまったことで休職している方が多いはずで、その考え方のままだと復職しても同じ事になるかもしれませんよ。どうやって健康を維持するために残業を無くしていくのかという行動案につながるような認知を出していく必要があるのではないでしょうか。」
と、助言をしてくださった。

そこで、グループワークに参加していた人たちが、積極的に残業をするという思考からようやく離れることが出来た。

7コラム法は、「認知再構成法」とも言う。
認知を再構成して、負の感情を持ってしまうようなストレスを軽減出来るようにする。
しかしながら、どの視点に立つかによって、今回のテーマのように揺れることも起こりうる。
残業という問題は、仕事をしていると誰にも起こりうる問題でもある。
ましてや、双極性障害を発症してしまっている人ばかりが集まっているリハビリ。
残業が是となるような認知に偏ってしまい易いというのもあるが、それでは社会復帰しても再発してしまい易い思考になっているとも言える。
そうした意味合いで、今回のテーマを出したことは
「誰にとっても有意義なテーマでした」
と、フィードバックをもらった。

自分にとっても、復職するまでにある程度の方針を持ち、上司や同僚と言った職場に伝え、また自分の考えも流されてしまわないようにする工夫を準備しておかないと行けない。
同じような場面に出会うのは確実。
だからこそ、さらに次の段階のグループワークへとつなげていく必要がある。
それを土曜日に出来るかどうか。
深掘り作業はまだまだ続く。

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