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時間の流れ方

今週は、自宅の仕事部屋にてクリニックのプログラムにテレワークで参加している。

デスクの後ろには本棚をおいてある。プログラムの前後などに本棚を眺めながら、
「あ、この本はまだ目を通していないなぁ。」
というのが目につく。

この本も、実は10年前の本だけれど、ほとんど読んでいなかった。
苫米地英人さんの本は、10年くらい前にブームになっていたのか、何冊か集めている。しかし、読んでいなかった。でも、読んでみて目からうろこが落ちた。

「時間は未来から過去へ流れる感覚を持て」

この言葉と、この説明にドキッとした。
そらそうだ。
未来は、いつしか今になり、そして過去になる。
過去から未来へと流れているという解釈よりも、この方がすんなりとくる。
本に書かれている通り、自分は過去にこだわりすぎていたのかもしれない。しっかりと、未来にある自分の目標(この本の中では『ゴール』という言葉が使われている)から、今を見つめる視点を持ち得ていなかった。

この本の価値は、この一文に出会えただけでも凄く大きい。というか、10年間、一体何をしていたのか。
と、過去を振り返っている自分がまた居る。取り返せないのに。

ノート術という本ではあるが、様々な考え方がてんこ盛りである。脳科学者という事もあり、脳の使い方について、クリニックのプログラムで学ぶことと重なることも多い。
ここから初めても良いかもしれないと感じるものがあった。

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