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20210316 期限が切れていないフィルムをフジGW690Ⅱに入れて撮ったら、すごかった

前にヤシカフレックスのことについて書いたときにも少しだけ触れたのだが、以前にフィルムを現像に出していたものを見直す機会があった。
そうして、ヤシカフレックスの実力を再認識したのだが、同様にと言うか、さらにすごいなぁと感じたのが、フジのGW690Ⅱ。

FUJIFILM 160NSというカラーネガフィルムを入れて撮影したのだけれど、スキャンされた画像を見てホントにびっくり。
たった600万画素しかないのに、その写りは驚き。
これ、しっかりとネガから大きめの印画紙に焼いたら、すごいプリントができそうな気がする。
そりゃ、写真屋さんが記念撮影で使うカメラというのもうなずける。

撮影したのは、ベランダからの工事現場や家並み。
露出は少しオーバーという感じがあるが、ネガフィルム特有のラチチュードの広さで破綻していない。

画像1

画像2

画像3

ちょっとずつカメラを右に振っていった。
もう、見たまんま感が半端ない。
デジタルカメラよりも自然な感じ。
デジカメはどうも、作られた感が出てくるけれど、それがない。
画素数的には、フィルムベースで考えると、今のデジカメレベルなのだろうか?
たしか、35mmフィルムで1000万画素程度ということだから、6×9cmのフォーマットならば、もっと画素数的には大きくなるはず。

写真屋さんのコメントとしては、露出がオーバーだとスキャンされた画像が縞模様になりやすいというのがあって、それが度の画像にも空のところに出ている。
だから、これは一度エプソンのスキャナーでスキャンし直して見ても良いかもしれない。
そうしたら、もう少しくっきりとした画像になるかもしれない。

画像4

最後は、ちょっとカメラを下に向けて撮ったもの。
日陰の中の工事現場の質感が、すごい。
砂利の様子などもすごく細かく見える(noteでは、それが見えるかどうかはわからないけれど)。

カラーネガフィルムについては、新鮮なフィルムを入れてはじめて使った。
この画像を見て、GW690Ⅱを持ち歩きたい欲求がすごく強くなった。

1本のフィルムで8枚しか撮れないけれど、それだけのコストを支払ってもその価値はものすごく大きいと思う。
そんな写りのカメラだった。

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