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7月23日 通院メモ ウォーキングの習慣から腑に落ちたこと

よっぽど調子が悪かったり、天気が悪くない限りは、毎日ウォーキングをする。上手くいけば、朝と夕方の2回。この習慣になって1ヶ月と少し経つだろうか。

以前は、少し遠いところまで足を伸ばし、ぐるっと大回りで一周するようにしていた。というのも、途中でくじけてさっさと切り上げることがないように。このルートは、一旦出発してしまうと遠いところまで行った分、歩いたという満足感が大きい。また、標高差もかなりあることから体幹を意識した歩き方をする必要もあり、結構全身運動になる。

ところが、ここのところ膝の調子があまり良くない。
そうすると、坂道のくだりは良いのだけれど登りがしんどい。
痛みを感じながらウォーキングとなると、これはこれで「やりたくないな」という気持ちがムクムクと湧き上がってくる。
そこで、最近は近所の団地の周回路をウォーキングのコースにしている。
丁度1周600mほどの距離。なだらかな坂道になっているところも有り、標高差は約15mほど。
1周がゆっくりの時で10分。ちょっと早くて7分から8分。

この周回路を歩くようになると、色々な事に気がつきやすい。
モニタリングしやすいというのがある。
同じ所をぐるぐるするわけだから、ペースをつかみやすい。
そして、同じ所を通っているので身体の調子が見えやすい。
もう一つ利点を感じるのは、鬱々とした気分も歩いているうちに身体へと意識が向くことで置いておくことが出来る。グルグル思考を止めることが出来る。

例えば、朝に歩くときは、あまり負荷をかけずにゆっくり歩く。
身体が起きていないこともあって、歩き始めは身体がぎこちない動きしか出来ない。これがだいたい2周ほど終わり、3周目になってくると関節や筋肉がほぐれてきて、身体の色々なところが把握出来るような感じになってくる。手足のつま先まで感覚がつながってくる感じになる。
3周終わったところで自宅に戻ると、丁度30分。軽く汗をかいているので、そこからシャワーを浴びる。
凄くすっきりした感じになる。

夕方歩くときは、一日起きていたこともあり、ウォーキングに出かけると1周目の半分くらいから、身体の隅々までをコントロール出来る感じになってくる。その感覚を大切にしながら、呼吸を深く、特に息をしっかり吐ききることを意識して歩く。そうすると、丁度丹田のあたりに芯が出来る様になって、大股で歩けるようになってくる。意識せずともペースが上がり、有酸素運動の状態を長く続ける事が出来る。
これもまた、3周で25分くらい、もう1週行くか行かないかを迷うこともある。その時は調子が良ければもう一週。開始時間が遅かったりした場合は、そこでやめる。
その後入浴して、疲れをほぐす。

単純と言えば単純。
しかし、単純な行動の中から、自分の身体の状況を把握することが出来る。意識もまた切り替えることが出来る。

こうなってくると、ここ数日の雨でウォーキング出来ないことで気分がむずむずしてくる。歩きたいという気持ちが出てくる。
ものすごく不思議。
運動大嫌いで散歩さえ嫌がっていた自分とは全然違う。

ウォーキングという身体を動かす習慣ではあるが、それだけでもかなり意識が変わることを実感している。

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