20220225 通院メモ 本音と建て前を使い分けられるというのも回復してきたサイン
職場へ復職するための面接が昨日有ったのだけれど、その振り返りをクリニックのリハビリでした。
昨日の面接では、基本的には人事の人から質問されたことについて答えることを意識した。
その中では、どうしても主張したいことというのがなかったわけではないのだが、そうしたことは言わなかった。
面接の中で印象に残っているのは、休職期間中に自分の病気についてしっかり説明したことについて面接官が驚いていたことだ。
「しっかりと取り組んでこられたのが、受け答えの中から伝わってきました。」
そんな言葉を人事の担当者からもらった。
ここへ来るまでに、どれだけ大変だったかということについて恨み辛みがないわけではない。
でも、それは出さなかった。
長い時間をかけてリハビリに取り組んできたことで、今後復職してもまだまだ課題があることも素直に伝えた。
それは、自分の病気の特性でもあるから。
そして、再発しないようにするために、自分で出来ることは当然するのだけれども、周りの協力が必要で、そのためにコミュニケーションをしっかりと取っていく必要があることも話した。
それについても、応援するような言葉が出た。
まあ、本音を少し挟み込みながら、建前を述べたところもある。
そんな振り返りをリハビリの時にしたら、
「これまでは、どうしても『自分に嘘をつきたくない』というこだわりみたいなものが出てきていた様に感じます。しかし、状況を判断して、何を伝えれば良いのか、本音と建て前を使い分けられたということでしょう。これができるというのは、かなり自分をコントロール出来ているとも言えるので、状態はより復職に向けて良い状態になっていると思っても大丈夫ですよ。」
と、リハビリの先生から言われる。
昨日の段階では、モヤモヤした感じがあったけれど、「自分をコントロール出来たか?」という物差しで見れば、たしかにリハビリの先生がおっしゃるとおりだ。
こうやって、社会復帰に一つずつ近づいているという事なのだろう。
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