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殺人鬼との対談:テッドバンディの場合

あらすじ:悪名高きサイコパス、連続殺人鬼テッド・バンディに迫る初のドキュメンタリー。これまで公開されたことがなかった、"米国版切り裂きジャック"とも称される殺人鬼本人に対する唯一のインタビューを通して、我々は生々しい恐怖で包まれます。本作品は、社交的でハンサムなある一人の男の心理に迫る震撼のドキュメンタリーシリーズです。典型的な連続殺人犯像と結びつかず人々の中に紛れ潜んでいた彼は、1978年に逮捕されるまでに30人以上の女性を監禁の上暴行し惨殺していました。しかし裁判中には、多くの米国人女性達が彼に心奪われ熱狂します。陰湿な事件に加えこの社会現象までもが、二重に人々の記憶に焼きついたのでした。

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テッド・バンディという殺人鬼の名は知っていたが、事件の詳細はあまり知らなかったので今作品を観て非常に衝撃を受けた。猟奇的殺人を繰り返し、収監された後の二度の脱獄。そして、繰り返される殺人。脱獄後の裁判はまるでテレビショーのような扱い。熱狂する女性たち。テッド・バンディが狂っているのか、熱狂する人々が狂っているのか・・・💦死刑執行となった当日もその周辺でお祭り騒ぎをする人々。狂っているのはテッド・バンディだけではなく、普通の人々も同じ穴の貉に見える非常に考えさせられる傑作です。

そして、今作品のジョー・バリンジャー監督は、ザック・エフロン主演で『テッド・バンディ』を映画化している。ザック・エフロンがテッド・バンディをどう演じるのか大変気になります。


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