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AR Journey 19: シューティングゲーム

今回は初めてARゲームを作ってみた。
シューティングゲームなんだけど、インスピレーションを受けたものは、ニンテンドー3DSの『ARゲームズ』っていうやつ。これやったことある人いるかな? 3DSにもともとあったやつだけど。ソフィアもやってた時ある🤣

今回のARはグルメやスイーツがモニュメントの中に浮いたり隠れたりするように紛れ込んでいて、見つけたら的を打つように取るというゲーム。
コンセプト: 食べ物がテーマのイベントではイートインがあれば食べれるものがあるけど、大体の展示会は見て終わりってものが多いので、見る+食べる+遊ぶを提供するもの。
例えばここではフランス料理をテーマにしたもの、みんなご存知のパリをモチーフしたモニュメントが出てくるよ。

モデリング

3D models of Eiffel Tower, sacred coeur, cafe, Louvre, street lights

まずはエッフェル塔、サクレ・クール寺院、カフェ、ルーブル、街灯をモデリングから始めた。
ごちゃごちゃしすぎないように5つ程度にして、色彩も抑えている。
写真通りに細かくやると時間かかるし、トライアングルの数も半端なくなって容量の心配があるから、ある程度Appleのマップアプリ参考にして作ってみた。
その中でサクレ・クール寺院(真ん中)が一番難しかった印象がある。

モデリング: エッフェル塔&ルーブル

Process of realistic Eiffel Tower

建てられた当時は世界一高い建物だったエッフェル塔をめっちゃ本格的に作った! ミラー機能を活用して、
×みたいな模様は面を選択して右クリックで扇状に分離を選ぶとできる!
サブディにジョン▶︎ワイヤーフレームを活用すると簡単に柱ができちゃう!

ルーブル: 三角形の面を選択して、細分化してワイヤーフレーム機能を

モデリング: サクレ・クール寺院

Image | 3D Map

これが一番難しかったかな。写真の通りでやるより、3Dマップの方がいろんな角度から見れるし、拡大縮小してどう造られたかが見れるので、有名なモニュメントをモデリングしたいってなったらおすすめ✨
ちょっと単純化したようなモデリングになった。

モデリング: カフェ&街灯

カフェ: 参考画像

パリのカフェはテラス席があるところが特徴的だったので、外の空気を吸いながらコーヒーを楽しむことが一般的なので、椅子などを作って置いた。

街灯: パリの街灯はクラシックで装飾的なデザインのものが多い印象があったので、かつシンプルさを取り入れた。

モデリング: グルメオブジェクト

3D models of ham, eclair, cake, canele, and jams

エクレア、カヌレ、ジャム、ハムとミルフィーユ風ケーキをモデリングした。5個のうち2個には仕掛けを入れま〜す!

  • カヌレとエクレア: 人気だから欠かせないと思った! エクレアにトッピングをつけて可愛くしたお✨

  • ハム: 肉料理にしようかと思ったけど、材料みたいなものにしてみた。断面は画像テクスチャを入れ込みました。

  • ジャム: 三種類の味のパッケージを作った。袋から出てくるよ。ちなみにラベルも作ってあるんだw

  • ケーキ: ミルフィーユ風にした。トッピングのいちごが大変だったかな…粒々とか。

穴+オクルーダー

下から出てくるための穴と穴の外面が見えないようにするオクルーダーを作った。
穴自体を覆うためのオクルーダーもありだったけど、平面でもスケールが大きければ隠せる!

オクルーダー: 扉が開く

かざした時から開いてるより、扉が開いて出てくるのはどうかしらとなって、円を半分割して、Transitionで左右別れて開く動きを作った。Animation [Completed]からモニュメントが上へ出てくるようにした。


インストラクション: How To Play

Instruction

いきなり始まるとうまく体験してもらえないと思って、体験方法をするために作ったもの。10秒間ほど表示する。
パリにある標識デザインがこういうのが印象的なので、クリエイティブなインストラクションを作った。

タップでとる!

Object ▶︎ Object Tap ▶︎ Switch ▶︎ Not → Visible (1) + Visible (2)

1個目をタップして消える→2個目が出てくる…それを繰り返しつなげていた。
5個のオブジェクトを浮かせたり、隠したりするように配置した。
ショッパー&ギフトボックス: Blenderで開けるアニメーションを入れたんだけど、Meta Sparkに入れると回転やスケールのアニメーションが反映されなくて、やむを得ずSpark内のRotationのアニメーションとKeyframeパッチを使ってやり直した。

Target image
マーカー画像: A4 or A3でプリントアウト
円のテーブルをイメージしてそのシーツデザインとして作ったマーガー画像


あとがき

SNSでできるARゲームを初めて作りました。
オブジェクトを最終的にARで小さくするなら、細かいところは目立たないからメッシュ数が多すぎたら削減すれば、容量を少しでも抑えられるからあまりこだわらなくてもよかったかもしれない😅

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