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ソプラノめいちゃんによる歌紹介

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さびしいカシの木

さびしいカシの木

ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪

今日はこの曲を紹介します↓

作詞のやなせたかしさんといえばあの人……

アンパンマンの作者です!

やなせたかしさんは流石アンパンマンの作者なだけあって、物・動物・食べ物等の人間以外のものに感情をつけるのが上手いなぁと思います。
人間以外の物でも、感情を持った人間のように活き活きとした姿を描いているのがやなせたかしさんの作品の魅力に思います。

作曲は木下牧子

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讃歌

讃歌

ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪

今日はこの曲を紹介します↓

作詞はボードレール。1821年パリ生まれ。
漫画、アニメの「惡の華」でその名前を知っている人もいるのではないでしょうか?
詩人、芸術評論家、翻訳家と多才な顔を持ち合わせ、「近代詩の父」と称されています。
ボードレールは父の遺産を散財したり、
詩集「悪の華」が風紀問題に問われて罰金を科される等、掘れば掘るほど話題に尽きない人でした。

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この目に騎士は

この目に騎士は

ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪

さて、前回はドン・パスクワーレのオペラのあらすじをざっくりと説明しましたが、
今回はアリア「この目に騎士は」はについてです。
ノリーナが登場シーンで歌うアリア。

前回の記事はこちら↓

アリアには題名等が無いので、歌い出しの歌詞で呼ばれる事が多いです。

例えば、もしアンパンマンのマーチがアリアだったとしたら、
歌い出しの「そうだ うれしいんだ生きる喜び」と呼

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オペラ「ドン・パスクワーレ」

オペラ「ドン・パスクワーレ」

ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪

今日はこの曲を紹介します↓

今回はオペラの中のアリアを紹介します。
クラシックの事を何も知らない人からしたら、そもそも「オペラの中のアリア」が何を言っているのか分からないと思うのでそこから説明します(笑)

まずオペラにはストーリーがあり、歌でそのストーリーを進めていきます。
そのオペラ物語の中で、登場人物が1人で歌う曲を「アリア」といいます。

コンサート等

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蝶と花

蝶と花

ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪

今日はこの曲を紹介します↓

こちらの曲も先日紹介した五月と同じくヴィクトル・ユゴー作詞、G.フォーレ作曲です。
ヴィクトル・ユーゴーとG.フォーレについては五月の紹介ページにて軽く触れています。

そして五月と同じくこちらもフォーレ最初期の作品。
16才の頃の最初の歌曲作品だそうです。
16才でこんな素敵な曲を作るとは……やはり歴史に名を残す人物は違いますね。

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五月

五月

ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪

今日はこの曲を紹介します↓

作詞のヴィクトル・ユーゴーは「レ・ミゼラブル」や「ノートルダム・ド・パリ」で有名な詩人、小説家です。
レ・ミゼラブルもミュージカル映画で大ヒットし、ノートルダム・ド・パリはディズニーのノートルダムの鐘の原作となっているので、この代表作を聞くとピンと来る人も多いのではないでしょうか。
1802年、フランス生まれです。

作曲のフォーレ

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春一番

春一番

ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪

今日はこの曲を紹介します↓

春が近づいてきて、強風が吹くたびに頭に浮かぶ春一番のメロディー。

実はこの曲がヒットする前は気象予報では春一番の発表をしていなかったそうです!

この曲のヒットの影響で春一番についての問い合わせが増えたことから、気象予報で春一番の情報を発表するようになったそう。
世間にまさに春一番の強風のごとく影響を与えたキャンディーズのヒット曲

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花は咲く

花は咲く

ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪

今日はこちらの曲を紹介します↓

2011年3月11日の東日本大震災復興支援ソングとして制作された曲。
作詞の岩井俊二さんと作曲の菅野よう子さんは2人とも被災地の宮城県仙台市出身だそうです。

被災して亡くなった人の目線で書かれていますが、
辛い事というよりは未来に新しく花咲く世界への希望が描かれています。

東日本大震災は3/11。
冬だった季節から、春風を感

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うぬぼれ鏡

ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪

今日はこちらの曲を紹介します↓

1989年に平井康三郎によって作曲された日本歌曲。
という事は私が生まれる3年前かぁ……思ったより最近という印象!
あ、年齢を計算しないでくださいね(笑)

平井康三郎の代表曲は「とんぼのめがね」
誰もが知っている童謡ですね。
私も子供の頃大好きな曲でした。

平井康三郎の曲といえば、これぞ日本歌曲!というような歌を作っているイ

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