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オペラ「ドン・パスクワーレ」

ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪

今日はこの曲を紹介します↓

“Don Pasquale” 〜Quel guardo il cavaliere
歌劇『ドン・パスクワーレ』より
〜あの目に騎士は
作曲:G.ドニゼッティ

今回はオペラの中のアリアを紹介します。
クラシックの事を何も知らない人からしたら、そもそも「オペラの中のアリア」が何を言っているのか分からないと思うのでそこから説明します(笑)

まずオペラにはストーリーがあり、歌でそのストーリーを進めていきます。
そのオペラ物語の中で、登場人物が1人で歌う曲を「アリア」といいます。

コンサート等では、オペラを全部演奏するのではなく、色んなオペラのアリアを何曲か歌ったりすることもよくあります。

さて、本題に戻って、今回紹介するのは『ドン・パスクワーレ』というオペラから、
登場人物のノリーナが歌うアリアです。

まずはオペラのあらすじを説明します。
タイトルになっている「ドン・パスクワーレ」も登場人物の1人。


ドン・パスクワーレ
独り身の老人。70歳。



エルネスト
ドン・パスクワーレの甥。
ノリーナの恋人。


マラテスタ
医師。
自分の娘であるソフロニアをエルネストの結婚相手として提案する。


ドン・パスクワーレは甥っ子のエルネストにソフロニアとの結婚を勧めます。
しかし甥っ子のエルネストは「ノリーナという未亡人を愛している」と言ってソフロニアとの結婚を断ります。

ノリーナ
若い未亡人。エルネストの恋人。


怒ったドン・パスクワーレは「じゃあ私が結婚する!!」と怒ります。

……ここで怒って自分が結婚するというところが面白いですよね(笑)
ドン・パスクワーレは70歳なんですよ…???


そこでマラテスタがエルネストとノリーナを救うために練った作戦がこうです!
ノリーナが純粋無垢なソフロニアのふりをしてドン・パスクワーレと結婚する。
結婚までは猫をかぶって清楚さを演じ、偽の結婚式を終えた後は高慢な態度に豹変!
ソフロニア(のふりをしたノリーナ)はたくさんの洋服を買ったり遊び歩いたり、酷いお金使いの粗さ。
ドン・パスクワーレは「こんなことならエルネストとノリーナを結婚させておけばよかった」と後悔します。


そしてソフロニアに扮していたノリーナの正体を明かし、
騙されていたドン・パスクワーレも全てを許し、
ハッピーエンドとなります。


さて、オペラのあらすじだけで結構情報過多になってしまったので、アリア「この目に騎士は」の解説は次回します!
お楽しみに♪

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