見出し画像

「ピピのつばさ」ピピのあした晴れたら良いな日記5

どこか 

遠い 遠い 世界の 

広い 広い 海の上に 

小さな かわいい 島がありました

その島には 

心やさしい 果物の妖精たちが

住んでいたのです・・・


「カタツムリたちの運動会 水彩画」


ピピのあした晴れたら良いな日記5



ある、 秋の日の事です。

ピピと、 

ネズミの兄弟の チュウ太と チュウ子は、

家の近くの草原へ はしごを持って でかけました。


ピピたちは、

いったい何に はしごを   使うのでしょうか。



ピピたちは、

空の 流れる雲を 見たり、

草の かげにいる 虫たちの 

音楽を 聴きながら しばらくゆくと。


草原の中に 

小さな 一本の 柿の木が ありました。


ピピたちは、

美しく色づいた 柿の実を 見ると。

「うわー、美味しそうだねー」と、

歓声を あげました。


ピピたちは、

この柿の実を とるために 

はしごを 用意したのです。




ピピたちは、

山葡萄の つるで編んだ カゴに

もいだ 柿の実を 入れました。

でも、ピピたちは、

柿の実を 全部は とらないで

森の 動物や 小鳥たちの ために

ちゃんと 少しだけ 残しておいた そうです。




ピピのあした晴れたら良いな日記5 おわり


++++++++++++++++++++++++++++++++++++

サポート✨を頂きました、とっても嬉しいです(#^.^#)。
どうもありがとうございます💖<(_ _)>。

杏‘s様

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

2021.12.3

この記事が参加している募集

スキしてみて

ご無理のない範囲で投げ銭や記事のご購入やサポートでの応援を頂けましたなら幸いです。高齢の猫(定期的な抗生物質注射が必要な為)の治療費に使用したいと思っております。投げ銭や記事のご購入やサポート頂けた方には、X(ツイッターフォロワー合計7万)で記事を共有(リポスト)させて頂きます。