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THE CAREER STORY#1 大手企業・スタートアップを経験して分かった「市場価値を高めるために重要なこと」

突然ですが、今日から新企画を始めます!(わーい!👏)

その名も…

「The Career Story」

日々仕事に熱中し、キャリアを前進させている人にインタビューする企画です。
(本件はきなこの完全趣味で行われています)

そんな記念すべき第一回目の今回は、佐藤勇斗さん(通称:さとはや)にお話をお伺いしました。

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さとはやさんは、前職においてきなこに仕事の基礎を叩き込んでくれた元同僚で、現在は株式会社グローバにてCSを軸にマーケティングやセールスなどを担当されています。

<略歴>
新卒でリクルートグループに入社し、法人営業とキャリアアドバイザーを担当。その後HeaR株式会社の立ち上げの初期メンバーとしてマーケティング・コンテンツ制作・セールス・CS・人事…と様々な業務を経験。現在は株式会社グローバにて新規事業の『クラフタ』のCSマネージャーを担当。

まず最初に、今回は特別に、一緒に働いたことのある同僚として「きなこの素顔」についてお聞きしました!

(※記事中にスイーツの写真が出てくるかもしれませんが、ご愛嬌ということで)

熱量を伝播する…スタートアップにおける仕事論


きなこ:前職で一緒にマーケティングをやっていた時期もあり、ある意味私の師匠ですよね…きなことの思い出深いエピソードはありますか?

さとはや:きなこさんが入社して間もない頃、採用マーケティング支援の一環でインタビュー記事を一緒に執筆したエピソードが思い出深いですね。

きなこ:めちゃ懐かしいですね!1週間くらい毎日毎晩フィードバックもらって、さとはやさんから赤入れされた部分を夜通し修正してました。何回フィードバックもらっても赤文字で修正され続けて心が折れそうでした…(苦笑)

さとはや:僕はライティングスキルそのものよりは、スタートアップにおける仕事論を知って欲しかったんです。スタートアップにおいてスキルはそこまで重要ではなく、会社が目指す方向性に共感し行動を起こす熱量があるかどうか。「もうこれ以上は無理かも」と思っていても、フィードバックをもらうことで、もっと出来るようになります。

きなこ:なるほど・・・

さとはや:自分で自分の限界を決めずに、壁を乗り越え続けること重要です。たしかにあの頃、きなこさんに厳しく接してたと思いますが、その厳しさがなければおそらく今のきなこさんはいないと思います。他の人であればあそこまで添削したら気が滅入ってたと思います。でもそこを乗り越えたのは、きなこさんの熱量あってのことだと思います。

きなこ:あの時は本当に辛かったですが、一つのコンテンツに命をかける勢いで向き合ったのは良い経験でした。

さとはや:「会社の成長は個人の成長がないと不可能」です。誰か一人トップラクスの優秀な人材が入ったからといって組織は簡単には変わりません。だからこそ、熱量を周りに伝染させ、スキルも継承し、全員のパワーを底上げすることがスタートアップの成長においては重要だと思います。

きなこ:たしかに多くのスタートアップが「スタートアップなんだから」を理由に、「自分で這い上がってこいよ」といった形で一方的な努力を求めがちですよね。既に組織にいる人が、一人ひとりの成長に向き合って熱量を伝えることも重要ですよね。

(スイーツPicその① さとはやの大好物である、タピオカ🧋🖤

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キャリアプランがなくても市場価値は高められる?


きなこ:前職を退職後、グローバ社に入社するまで約5ヶ月の空白期間がありますよね?

さとはや:そうですね。その期間の記憶がそんなないのですが笑。おそらく大抵の人は次の職場が決まって退職する流れになりますね。

きなこ:本当にキャリアプランがないのですね・・・笑

さとはや:んー、全くないと言ったら嘘になりますが、僕自身が仕事をしている理由って単純に面白いからなんですよね。だから、「繋ぎのためにとりあえず転職して働いてお給料をもらう」みたいな考えがない。カッコよくいうと運命に身を委ねてます(本気)。面白そうな会社に出会ったら即行動するだけです。

きなこ:なるほど。。。

さとはや:「キャリアプランって本当に必要なのかな」って思っていて…むしろそれに縛られて身動き取れなく、チャンスがきたとしてもそれをチャンスとすら思えなくなる気がするんです。

きなこ:視野が狭くなりそうですね。

さとはや:仕事していく中で、実は不得意と思っていたことが周りからすると凄いと思われていることってありますよね。自分では気づけなかった能力というか。僕はその時に行動に移して試したくなるタイプなんです。仮にそのチャレンが失敗だったとしても経験値としては貯まります。仕事って経験の掛け算でどんどんレアキャラになるので、僕はその場その場を楽しんで選択してます。

きなこ:経験の掛け算は確かにそうですね。

さとはや:ただし、ここで重要になってくるのが「結果」です。闇雲に転職を繰り返すだけの掛け算では意味がありません。その転職先でどんな行動をし、どんな結果を出そうとしているのかを思考しないといけません。常にパフォーマンスを発揮するように日々仕事してます。

きなこ:なぜ次のキャリアとしてグローバ社を選んだのでしょうか?

さとはや:前職を退職して数ヶ月後にグローバ代表の小河さんから連絡を頂いたことがきっかけでした。

きなこ:そこで口説かれたのでしょうか?(笑)

さとはや:純粋にご飯行こうでしたね笑。グローバ社は私の前職のクライアントさんで採用支援を手伝ってました。再度、採用を手伝って欲しいと前職メールアドレスに依頼したみたいなのですが、僕が退職してたので当然届いていなく。

きなこ:そうだったんですね。

さとはや:グローバの採用周りを業務委託でいいから手伝ってと言われ、転職活動も特段していたわけでもなかったのでやりますと。ただ、採用周りのお話だけでなくグローバ社の『新規事業』のお話も聞いてビビッときました。

きなこ:それがグローバ社に入社するきっかけになったんですね。

さとはや:そうですね。事業説明や今後のグローバ社の展開を聞いたときに魅力的に感じました。

魅力を3つに分解すると

①人
②ポジション
③業界規模と意義


まず1つ目は、「人」の魅力。
先ほどもお伝えしましたが前職にいた頃、採用支援でグローバ社を担当していました。その頃から、小河さんと採用計画を達成させるためにディスカッションしたり、考えをヒアリングしていくうちに、小河さんのビジネスにおける考え方に共感していました。

2つ目が、「ポジション」の魅力です。
グローバでは既存事業として「リフォームガイド」という各リフォーム会社の特徴を深くまで理解したプロのコンシェルジュが、お客様一人ひとりに合わせて最適なリフォーム会社をご紹介するサービスを提供しています。

それに加え新規事業として無料施工管理アプリ『クラフタ』のリリースを控えていて、その事業のCS(カスタマーサクセス)部隊の立ち上げ・マネジメントを担当するポジションとして打診されました。

無形商材のCSを経験してましたが、無形商材が故の属人化したサポートにもどかしさを感じていました。グローバの場合、プロダクトありきのサービスなので、属人化することなくお客様のニーズに応えられると思いました。

3つ目は「業界規模と意義」です。
グローバがサービスを提供している対象は、主に建築業界(元請け)や現場で働く職人です。日本国内において自動車産業の次に大きい業界がこの建設/ 建築業界です。それにも関わらずレガシーでIT化されていません。そのような市場の大きな業界で、自社プロダクトでIT化を進めていくことにワクワクしました。

きなこ:聞いている私もワクワクしてきました!「クラフタ」無料で提供されるんですよね?

さとはや:そうです、僕自身も最初無料で提供すると聞いて驚きました。しかし、多くの方に使っていただければ、広告費としてマネタイズすることも可能です。目の前のマネタイズに縛られるのではなく、私たちがプロダクトを通して成し遂げたい世界観をゴールに事業を展開していきます。

ここら辺の概念はぜひこのインタビューを読んで欲しいです。

(スイーツPicその② 美しいコーヒーゼリーとソフトクリーム🤍 )

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攻めのカスタマーサクセスが求められている

きなこ:そのようなとても未来ある事業を展開されているわけですが、普段はどのような業務を行なっているのでしょうか?

さとはや:リリースしてまだ4ヶ月のアプリなので、今の状態が完成形ではありません。だからこそ顧客の声を拾うことが重要です。
「クラフタ」では、お客様からお問い合わせを頂き、オンラインでプロダクトの説明と導入後のオンボーディングをしています。僕はマネジメントもする立場なので、CSチームのヒアリング力や提案力を底上げする責任もあります。離脱を最小限にするためにお客様のプロダクト理解度をチェックし、行動分析も行っています。そして得られた情報やデータをもとにPM(=プロダクトマネージャー)にフィードバックする力も必要です。

きなこ:受け身の姿勢だけでなく、攻めの姿勢カスタマーサクセスには必要ですよね。

さとはや:お客様からご要望を言われたからといって、何でもプロダクトに反映するわけでもありません。目の前のお客様だけでなく、現在の顧客とこれからの顧客を想像し、プロダクトに関する知識もしっかり持っておく必要があります。プロダクトの存在意義理解した上で、どうすればお客様に喜んで使っていただけるのか。そこにはマーケティング思考、提案力のあるセールス、PMやエンジニアを巻き込む力も必要になるので簡単な仕事ではありません。

きなこ:ハイブリッド型の仕事ですね。お話を聞いているとCSはますます企業において重要な存在だと思いました。

さとはや:CSは様々な職種を横断しますし、豊富な知識やスキルを求められる仕事です。事業を成長させる観点の備わっているCSがいる企業が、今後ますます伸びていくでしょう。だから僕もどの環境でも即戦力となるCSができるように成長していきたいと思います。

きなこ:素敵なWillですね。ありがとうございました!


きなこの編集後記✍️

スタートアップに飛び込んだからといって万人が成長できる訳ではなく、確固たる信念と仕事を楽しむマインドのある人が市場価値を高めることができるようです。
キャリアプランに縛られすぎず、経験を通して自分をレアキャラに成長させていけると良いでしょう🔥

(スイーツPicその③ 最後に、ピエールのマカロン💛

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コロナ収束まで、国境なき医師団に寄付させて頂きます。