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『Xperia Stream』ハイテクなのにクラフト感がたまらないゲーミングギア

ソニー広報部のHOです。いよいよ2023年ですが、昨年は少しずつリアル開催するイベントが戻ってきた年でもありますね。

さて今回は、昨年の9月に発表し、東京ゲームショウ2022でもご紹介したXperiaのゲーミングギア『Xperia Stream』と『Xperia 1 IV Gaming Edition』の商品企画に携わった企画担当の加藤さん、田倉さん、折原さんの3名に『Xperia Stream』へのこだわりを伺いました。

『Xperia Stream』と『Xperia 1 IV Gaming Edition』の商品企画に携わってきた加藤さん(左)、田倉さん(真ん中)、折原さん(右)

スマートフォン全体を効果的に冷やす秘訣は、冷却ファンとギアの形状にアリ!

プロのプレイヤーとなると、その練習時間も1日あたり10時間を超えることも。そこで課題になってくるのが熱対策。

スマートフォンの冷却ファンの中には、発熱に影響するパーツ付近を局所的に冷やす方法もありますが、『Xperia Stream』ではスマートフォン全体を冷却する構造を採用。ディスプレイの温度上昇は、なめらかなグラフィック描写に影響があると考えるからです。背面中心に配置された冷却ファンからスマートフォン全面まで冷気を送ります。

下の画像は『Xperia Stream』の初期のモックアップから最終形に至るまでのプロトタイプです。(よく見ると、空気を取り込む背面の部分の形状にはだいぶ変更が加わっていますよね。)
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試行錯誤を重ねてた軌跡が…

ファンをどこに配置するか、冷風が流れるための構造をどうするか、プレイを妨げない形状か、などをプロのゲームプレイヤーと共に議論をしながら試作を重ねてきました。

『指に風を感じる…‼』

筆者も思わず声を上げてしまいましたが、冷却ファンの強弱は、スマートフォン本体の温度を感知して自動的に調整されますが、ゲームエンハンサーの画面「回転速度(Manual)」から自分好みにも調整できます。
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自分にとってベストな操作環境を保存できるのもゲームアシスト機能「ゲームエンハンサー」ならではの特長ですね
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現在、本ギアに対応するスマートフォンは『Xperia 1 IV』ですが、その背景の一つには、『Xperia Stream』の冷風を端末全体に送る上で必要な風の通り道や勢いを調整するための端末とギアのわずかな隙間設計が必要だということ。スマートフォンのサイズは機種によって異なりますが、『Xperia Stream』は、対応するスマートフォンのサイズに最適化された精密な気流設計が施されています。

気流をつくる中央の冷却ファン。ここからスマートフォンのディスプレイまで冷却した空気が回り込みます。

プレイヤーごとの異なる指使いにも対応する細部の形状とクラフト感

先日ソニーも参加した東京ゲームショウ2022でも驚いたのが、各プレイヤーごとの操作スタイルや持ち方が少しずつ違うこと(初心者の私は両手の親指を動かすだけでも精一杯した…)。
田倉さんにお話を伺ったところ、プロのプレイヤーの中には両手の全ての指を駆使してスピード感のある操作を行う人もいるとのこと。

『Xperia Stream』は様々な操作スタイルや指の動かし方でも負担が少ないような細部の加工が施されています。例えば、下の画像にある、「ギアの角の部分」。

素早い動きでも角が邪魔になりにくい…!でもホールド感もある。

どんな早い指の動きでも妨げにならないような淵のカーブと、端末をしっかりとホールドするための細かなグリップ加工が施しています。
また、ギアをつけると心地よい厚みが生まれ、長時間握っていても余計な力が手に入りにくい持ち心地です。ハイテクなスマートフォンを操作しているのに、どこか懐かしいクラフト感のある触り心地です。

きめ細やかでクラフト感のある持ち心地を実現しつつ、ネットワーク環境や電源を確保し、配信用ケーブルのポートを搭載する操作性や機能面も備えています。

接続するケーブル類の端子は、すべて背面中央に下向きに集約
『Xperia Stream』やXperiaのゲーム体験の企画に携わってきた田倉さん

田倉さん:大会では多くのオーディエンスから常に見られているプレイヤーですが、プレイする姿のカッコよさも大切ですよね。多くの人に「自分もモバイルゲームをやってみたい!」と思っていただけるように、この『Xperia Stream』が少しでも貢献出来たらいいなと。

『Xperia Stream』やXperiaのゲーム体験の企画に携わってきた加藤さん
ぜひ、後ろからも見てほしい。さりげなくソニーのロゴも。

もちろんパッケージへのこだわりも抜かりなく。環境に配慮した取り組み

ソニーグループでは、2050年までに環境負荷ゼロの達成を目指す環境計画「Road to Zero」の一環として、2021年度から2025年度までのグループ環境中期目標「Green Management 2025(GM2025)」を策定しています。
GM2025では小型新製品の「プラスチック包装材の全廃」が目標に掲げられており、その実現に向け、モバイル製品でも取り組みを進めています。

『Xperia Stream』のパッケージもプラスチックを全廃した個装パッケージ※はマットで優しい手触り感で、商品の包装材も柔らかな紙素材で作られています。※ 個装パッケージは、個装の商品箱、箱内のトレイ、包装材、スリーブを指します。

スマートフォンの商品企画に加えて、Xperiaの環境への取り組みにも携わる折原さん。

公式ゲーミングギアとしても採用

プロのゲームプレイヤーと共に作り上げた『Xperia Stream』ですが、昨年の9月に行われた「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON2 Phase2」では、公式ゲーミングギアとして採用され、PMJL SEASON2 Phase2に出場する選手が、公式競技端末「Xperia 1 IV」に「Xperia Stream for Xperia 1 IV」を装着して大会に出場しました。

本気で勝ちにこだわるプレイヤーに向けた多彩なサポート機能をこれからもお届けしていきますので、Xperiaが実現する極上のモバイルゲーム体験にぜひご期待ください!

執筆:広報部HO(格闘系ゲームが好きです)


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