見出し画像

散文詩を生きてゆく

順番、というものに

随分こだわってきたように思う


恋をして付き合ってから愛が生まれるとか

結婚してから子供ができるとか

美大を出ないと絵描きになれないとか


そんな順番、本当は、意味がなかったって

今やっと気付く


自分を縛ってるのはいつも自分で

ありきたりな「順番」なんて

結末までの沢山の道の中の一つでしかなかった

それは定型文みたいなもので、

でも私の人生は、私だけじゃなく誰の人生も

散文詩でいいんだ

結論が先に飛び込んでくることだってあると

そう、気付く、涼しい夏の夜


この記事が参加している募集

いただいたサポートは創作のための勉強費にあてさせていただきます。ありがとうございます。