うつ病ってどんな病気?


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みなさん今日も1日お疲れさまです!

いつもお読みいただきありがとうございます!


今日はうつ病について書こうと思います。

名前は聞いたことあるけど、具体的にどんな病気なのか分からないという人も多いんじゃないかなと思います。

うつ病とはどんな病気なのか

どんな症状があるのか

どんな治療があるのか

など書いていきます。



うつ病ってどんな病気?


うつ病とは、日常生活に支障が出る程の気分の落ち込みが続いたり何をするにもやる気が出なかったり、楽しくなかったり喜びを感じたりする事が出来なくなる病気。





うつ病の原因



原因として考えられているのは、遺伝やストレス、薬の副作用、ホルモン分泌異常などがあり日本人の発症率は100人に3〜7人だそうです。

うつ病発症のメカニズムは現在解明されていないそうですが、脳の神経伝達物質が原因と考えられているそうです。

セロトニンやドーパミンの機能低下が関わっているのではないかと言われています。

ストレスを受けるとコルチゾールが分泌されます。

コルチゾールが長期間たくさん出てしまうと神経細胞が傷つきうつ病の発症を誘起すると考えられています。


更年期障害などホルモンバランスの乱れを引き起こす病気が要因になってうつ病を発症することもあります。





どんな症状があるの?



特徴的な症状としては、抑うつです。


強い悲しみや気分の落ち込み、意欲の低下、嬉しい楽しいといった喜びの低下、集中力の低下などがあります。

症状の現れかたは人によって違うみたいで

動作やしゃべるのが遅くなったり、些細なことで感情的になって怒ったり行動の変化が目立つケースも少なくないそう。

いつもと様子が違うなと周りが思う事が病気にはやく気づくきっかけになるかもしれません。


うつ病が進行すると生きている実感が湧かなくなったりあらゆる感情を感じにくくなったり、何事も悪い方に否定的に捉えてしまったり考えてしまったり、生きていたくないと希死念慮を抱くようになったりします。


うつ病というと精神的な症状の印象が強いですが

実際には身体的な症状もあります。

例えば食欲の低下や過食、倦怠感、頭痛や不眠などの睡眠障害、胃痛腹痛などさまざまあり、これらも人によって症状が異なるようです。




検査や診断について



うつ病は薬の副作用が原因の場合を除いて、血液検査や画像検査で異常を発見することは出来ません。

病院で症状や日常生活への影響、その誘因などを話し、いろいろな情報の上判断します。

身体症状も出ている事が多いので他の病気の可能性も考え、血液検査などをして体の方に原因が見つからずお医者さんがいろんな話を聞いた上で判断します。




どんな治療があるの?


うつ病の治療として代表的なのが



薬物療法


脳内のセロトニン濃度を高める作用をもつ選択的セロトニン阻害薬(SSRI)

セロトニン、ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)

三環系抗うつ薬などがあります。

人によって合う薬も違うので様子を見ながら薬の量を変えたり、薬の種類を変えたりします。

身体症状への薬として睡眠薬や抗不安薬を飲む場合もあります。



精神療法


通常は薬物療法と併用して行われる事が多く

お医者さんや臨床心理士の方々とお話をしていく中で気づきや気持ちの整理をして症状を良くしていくものです。

考えと現実の歪みを修正する認知行動療法

が良いとされています。



電気けいれん療法


薬物療法や精神療法で効果が見られない場合に

自殺念慮や食欲が全くないなど重度の症状が見られる場合に行われる治療です。

麻酔をかけ頭皮に電極を装着し、脳に電流を流してけいれん発作を誘発します。

週に2、3回を3〜4週間程行われます。

はっきりしたメカニズムは分かっていませんが、この治療によって症状が劇的に改善していくことが少なくないそうです。

しかしこの治療は体に負担がかかるため慎重に検討しましょう。


経頭蓋磁気刺激療法


薬物療法があまり効かない方に対し磁気を用いて前頭葉に電流を発生させこの領域を活性化させる事で治療します。

通常週5日で6週間繰り返し刺激します。


心の休養と環境を整える

ストレスが原因で病気を発症している場合も少なくないのでストレスのかからない環境で心を休ませる事が必要です。

例えば仕事が原因だった場合、仕事を減らしたり休職をしたり辞めたりして自宅で休養します。

個人的にコレが結構重要なんじゃないかと感じています。

薬物療法をしていても精神療法をしていてもやっぱり環境によってストレスがあると、よくなるものも良くならない気がします。

ゆっくり休養できる環境を整えてからそれぞれご自身に合った治療の仕方で治していくのが大切かなと思います。


リワーク

リワークプログラムという言葉を聞いたことがありますか?

薬物療法などでだいぶ良くなってきたけどまだ復職するには自信がない。

そんな方のためにあるプログラムで、デイケアなどに通い日常生活のリズムに慣れていくことを目指すリハビリテーション療法です。

同じ状況の方と出会うことが出来たりもするので気づきがあったり一緒に復帰に向けて取り組む事ができます。





うつ病にならないために気をつけること



うつ病はストレスなど心理的要因が関係している事が多いので日頃からご自身の心の状態を気にかける事が大切です。


まじめで責任感が強い方は、頼み事をされたら断れなかったり疲れていても無理をしてしまう事が多いと思います。

でもそれは心には良くない事ですよね。

そういった疲れやストレスが蓄積されてしまうと心が抱えきれなくなって、心身の不調に繋がってしまいます。


無理な仕事は引き受けない、気が乗らない誘いは断るなど自分の気持ちを尊重する事が大切です。


でも、やっぱり我慢してしまう時もありますよね。

そんな時は、溜まってしまう前にこまめにストレスを解消するように心がけてみてください。


例えば美味しいものを食べたり、自分が楽しいと思うようなやりたい事をやったり、体を動かしたり、たくさん睡眠をとったり。


自分の心と体に目を向けて、今日は疲れたから休もう、これは明日にしよう、これは手伝ってもらおうと自分に優しい行動を意識してみてください。


もしご自身や周りの方に少しでも異変や心配な事があれば早めにお医者さんに見てもらうことも大切です。


自分や周りの人を気にかけてみんなが心身共に健康でいられたら1番ですよね。

自分も周りの人も大事にしていきたいです!



今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

何かお役に立てれば幸いです。







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