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酒脱戦争〜猫のひげ作戦

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酒をやめないとこうなる。酒から脱出するのはほんまに戦争でしかない。 私がこの戦争に勝ち抜くための生き方を紹介させてもらいたい。
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2021年1月の記事一覧

猫のひげ作戦〜自分を知る

猫のひげ作戦〜自分を知る

2本目のひげ:自分とは?の問いを持ち続けること2本目のひげは、「自分を知る」自分自身を見つめ直し、「自分」ってどんな人?を持ち続けること。

入院している時にもあったプログラムで、小さい頃からの「自分」を紙に書き出すこと。

これが結構「自分を知る」のに的を得たやり方だったりした。

まー、ゆーなれば「自分」の歩んできた道の中に答えを見つけるようなもの。

いったい今までどんな考え方の元に行動して

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酒脱戦争〜猫のひげ作戦

酒脱戦争〜猫のひげ作戦

猫のひげ大前提は、「お酒を飲まない生活を送り続ける」こと。

今までは酒のやりたい放題にやられていた。

これからは武器を手に入れ、迎え撃つことになる。

さあ、それでどうやったら飲まない生活を続けられるのか・・・

退院してしばらくはどうしたらいいものか、とにかく断酒会や、ミーティングには出るようにした。

仲間たちは、やっぱり「やめ続ける」ことと格闘していた。

みんな同じだ。

やめ続けるた

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ここからが本当の「酒脱戦争」の始まり

ここからが本当の「酒脱戦争」の始まり

外出に恐怖なんとか2ヶ月ぐらいを過ごして、「外出してみよか?」と担当の看護師さんに聞かれた。

プログラムの中で、地域の断酒会やAAのミーティングに参加するというのがあり、私も例外じゃない。

入院仲間と自分たちで、行き帰りのバス代だけをもらい、バスに乗りミーティングに参加する。

はじめて出かける日は、恐怖しかなかった。

「酒の缶を見てもうたら、自分はどうなってしまうやろう・・・」

スーパー

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酒脱戦争〜「私」を取り戻せ

酒脱戦争〜「私」を取り戻せ

入院生活は3ヶ月半に衝撃はじめは、どれくらい入院していないといけないのか全く知らないで来たので、「とりあえず、3ヶ月半」には衝撃を受けた。

「嘘やろ?!3ヶ月半て、ありえへん...」

身体が動くようになってくると、家に帰れないことに苛立つようになる。

「帰りたい。」と夜中に泣き叫んだりもした。

でも「帰れない」のは知っている。
「帰らない」ことを選んだ。

いろんなプログラムや、依存症につ

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メッセージに気づくチカラ


人は人生で1度や2度

「負けるもんか!」

「なにくそやってやる!」

なりふり構わず頑張らなきゃいけない時が必ずある


そんな時にメッセージは向けられている

人だったり数字だったり地球からだったりのメッセージに気づくチカラを持っていたい

「弱い自分」がいるのは大した事じゃない


自分が弱いって事自体は、大した事ではない

弱い自分を知らない、知ろうとしない
見て見ぬふりをすることに問題がある

酒脱戦争〜攻撃が始まった瞬間、私には大事な人達の声が届かなくなった

酒脱戦争〜攻撃が始まった瞬間、私には大事な人達の声が届かなくなった

この瞬間を待っていた出してはならない「一杯の酒」に手をつけた。

酒は静かに静かに、じわじわと確実に奥深くに入り込んできてたんや。

この瞬間を今か今かと待ちわびていたんやろう。

攻撃ははじまった。

されるがままや。

防御できる術はなかった。

落胆しばらくお酒をやめてたから、おかんも姉ちゃんも子供らも安心してたんや思う。

かなりの落胆だった。

下の子はまだ小学4年生やった。

酒を手に

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人生はまるで螺旋階段

人生はてっぺんのない螺旋階段のようだ。

上から見ると円。
対局する点の一方には喜び、嬉しさがあり、もう一方には苦しみ、悲しみがある。

その場に留まっていたり、上(成長)を目指してのぼっていたり、時には下(失敗)へ転がり落ちたり。

それが人の生きる道。

酒脱戦争〜アルコール依存症やと言われてもうた

酒脱戦争〜アルコール依存症やと言われてもうた

依存は依存を生む
生きづらさは日に日に増していった。

はっきりゆーて、父親に依存してたんや思う。

その父親がいなくなった。

だんなは、私に罵られようが、わめかれようが、会いに来ていた。

「顔2度と見たない!これ以上私の人生に関わって来るな!」

それでも来るんやな。何年経っても。

おとんはいなくなってしまった。

そこに依存先を変えてしまった。

共依存。

結局、自分で自立ということが

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