国防総省が麻薬戦争に参戦した
冷戦時代に冷戦のために膨れ上がった軍事力は、冷戦終結後にも萎むことはなかった。
ジョージ・H・W・ブッシュ(大ブッシュ)は、1989年の大統領就任直後の演説で、アメリカが直面している国内的脅威は麻薬であると国民に訴え、国内の麻薬戦争に対して15億ドルを追加支出することと、海外からの供給削減のための費用として35億ドルを要求した。国民の過半数は、麻薬戦争を戦うためにはアメリカにある自由のうちのいくつかを放棄してもよいと答えた。こうしてかれは、アメリカの軍隊を麻薬戦争の最前線に