「いつか」じゃなくて、「いま」がいい。

いつか幸せになるために頑張るんじゃなくて、いまを幸せに生きるためにがんばる。その日暮らし。

気がつけばもう人生28年目。もう、なのかまだ、なのか感じ方は色々だけどとにかくわたしは自分というものの28周年を迎えた。

あと2年で30周年。それを1回繰り返すと自分60周年がやってくるわけだ。
いまのところわたしは、長生きしたいとも早死にしたいとも思っていない。
ただただ「いま」幸せでありたい。

人生100年時代、将来に向けて備えよう

世の中はいまこんな謳い文句であふれている。
将来のための勉強、スキルアップのための経験、老後のための投資。
もちろんどれも大切で、大事なことだ。人生備えあれば憂いなし。

夏の間その日暮らしを謳歌して冬に食料も家もなくなったキリギリスと、
夏にせっせと働いて冬に暖かくお腹いっぱい食べたアリの話。

夏の間に死んでしまったアリもたくさんいたのに、
みんなアリだけを讃えて、キリギリスは怠け者とされたあの話。
今となっては、働かせたいひとが作っただけのある意味洗脳じみた話だったと思う。

わたしは、いつか幸せになるために頑張るんじゃなくて、
今を幸せに生きるためにがんばる。その日暮らしをがんばる。
備えてばかりで、自分の「辛い」を無視しないでほしい。
それに、人生、行動すればなんとかなる。
結局、キリギリスは家がなくなっても食べ物がなくなってもポジティブで明るいまま、アリに助けを求めたりして。

10年後のわたしには申し訳ないけど、いまのわたしを一番大切にしたい。
いまのわたしが幸せだった記憶は、10年後のわたしも、50年後のわたしも、忘れず大切にしてくれるものになると思うから。

いまが辛いならやめても良い。
いつかこうしたい、いつか会いたい、いつか行きたい、だから頑張るはやめても良い。

いつか幸せになる為の人生の準備をリタイアすること。
勇気がいるし難しいけど、今したいことをできるのは今のあなただけだよ。