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もう誰にもならなくていい

頑張り過ぎる人達へ、今回のテーマを書いてみました。

自分で自分が認められなくて、自分じゃない何かになろうと必死で努力しても、上には上がいると思い知らさせる。絶望感。
私って何にも出来ない。
本当にそうだろうか??

そんな事ない!!
今回のテーマがこれです。
もう誰にもならなくていい。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。


私は向上心という言葉が好きなのですが、その言葉の意味を間違って捉えてしまうと自分を否定してしまう気がしました。向上心っていい事だと思っていた私の、そもそも向上心を持つに至った経緯が大切なのかもというお話です。


私達は、小さい頃から大人は立派だと教えられてきた。大人なのにちゃんとしてないとか、
あんな大人にはならないで、とか悪い意味でも大人達に言われてきた。

純粋な子供の頃の洗脳って恐ろしい。
もちろん、そんな風に子供に教育する大人達もかつては子供で同じように洗脳にあってきた。
そして、その洗脳に気づく大人、気づかずに苦しむ大人、洗脳されたままそれを知らぬ間に洗脳する側になる大人がいる。
でも、多かれ少なかれこの全部を持ってるのが大人だと思う。

だから、なにかというと。
社会に出ると矛盾に気づいて苦しむ経験は誰でもある。そこで、その苦しみから抜け出すために向上心を持ってしまう事が多いんだ。

もっと明るくならないと。
もっと勉強出来るようにならないと。
もっと可愛くならないと。
もっとお金持ちにならないと。
もっと良い人にならないと。
もっと人気者にならないと。

もっと、もっと、もっと‥。

果てしない向上心は、過去の洗脳からきているものが多いかもしれない。

これが苦しみの正体。

苦しんでない大人はほぼいない。

でもこれは、悪い事ではない。
だけど、どんなに手に入れても枯渇感がある。
それを手に入れる為に頑張りすぎる。
これは、苦しい。

頑張る事っていい事のはず。
だって、いい人になるのは周りの人を幸せにしてる。
だって、人は見た目なんだから可愛くなれば自信がつくし生きやすくなる。
だって、お金があればなんでも手に入る。
だって、勉強ができれば、いい大学、いい会社に入って将来安泰、老後も安心。

実はそんな事はない。

それは、自分を幸せにするためではなくて。
ただ、苦しみから抜け出すためにもがき苦しんでいるようにも見える。

本当に、幸せならそこに苦しみがでる?
手にしてるのに、もっともっと‥。
美容整形を繰り返し、お金があるのに幸せを感じられなくて、いい人と言われるのに苦しくて、いい会社に入ったのにもう辞めたくて‥。


何かが違う。
この頑張りは無駄だった?

頑張りが無駄になる事は私はないと思う。
そこまで頑張れる人は強い意志と行動力を持っているから。

だけど、本当に大切な事は自分を見つめる事。
自分が本当に欲しかったものに気づくと幸せになれる。

整形したのは、誰かに本気で愛されたかったから。でも、見た目だけで見る人が寄ってくるから、外見重視の人に好かれさらには可愛い人や若い人と浮気をされる事もある。
そして、自分の少しの老化も怖くなってしまう。

そんな感じで。

自分がそれをしたいのは、自分がそれを手に入れたいのは、どうして?どうして?
と考えると、本当に欲しいものはそれではなかったことに気づく事もある。


あー私はこれを欲しいと思ってたんだなと。


そして、教育の歪みは怖い。

私達は、生きているだけで完璧な存在だということを捻じ曲げられてる。

良い人じゃなくてもありままでいい。
整形しなくてもありのままで美しい。
勉強出来なくても、本当の頭の良さは別。
そういう事。


不完全な存在だから、努力して、お金を使ってそれを手に入れろとメディアは脅してくる。

そして、努力して、お金を使ってそれを手にしても、なぜか幸せを感じられない。


それは、心が支配されてるから。

私達はありのままで完璧な存在なんだよ。

心からそう思えたら人のことを批判もしなくなる。
だって、私もあなたも完璧だから。


みんなが自分を大切に出来る。
そんな時代にもう入ってきています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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